小沢一郎衆議院議員9月28日のツイッターで、政府が全国的に出されている緊急事態宣言を全面的に解除する方針を批判した(アカウントは事務所名義)。小沢氏は「緊急事態宣言解除。ところが、飲食店規制は引き続き蔓延防止並み。どこが全面解除なのか。要はイメージ優先の選挙対策。政治的演出が主眼」とバッサリと切り捨てた。

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 今回は緊急事態宣言とともに、まん延防止等重点措置も解除となるが、飲食店の酒類提供に関しては、引き続き自治体単位での制限が課される見込みが報じられている。小沢氏としては、単に「全面解除」をパフォーマンス的にアピールしているだけではないかと言いたいのだろう。これには、ネット上で「明確な基準を作るのが最優先。ご都合主義の宣言解除。いつまで場当たりが続くのか」「ずっと同じ事の繰り返しで多くの国民が犠牲になっています。空気感染には触れず飲食店虐めはやめて下さい」「実態は各自治体にまん防申請禁止のお達しが出ているとのこと。上っ面だけの対策」といった共感の声が相次いだ。

 さらに、小沢氏は続けて「依然市中の無料検査体制はなく、臨時の医療施設等も整備できていない。第6波が来れば、また同じことを繰り返すだけ。楽観的コロナ対策は、いい加減止めるべき」とも提言している。こちらにも、ネット上では「第6波は決して仮定ではない。必ず来ると考えるべき。今、臨時病棟や検査拡充をやっておかなければ、また同じ繰り返しになる」といった共感の声がある一方で、「無料検査体制の整備」については「結果に対して強制力ある措置を取れるわけじゃないし、安易に間違えた免罪符が横行するのが普通かしら?」といった慎重な立場に付く意見も聞かれた。

記事内の引用について
小沢一郎氏のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho

小沢一郎氏