ワタミ株式会社(東京都大田区、以下ワタミ)は、食品リサイクル法に基づき、食品循環資源の再生事業促進に取り組み、農林水産大臣ならびに環境大臣から「再生利用事業計画(食品リサイクルループ)」認定を2021年9月10日に取得しました。
認定を取得した「食品リサイクルループ」は、埼玉県比企郡にある「ワタミ手づくり厨房」東松山センターで「ワタミの宅食」の弁当・惣菜を製造する際に生じた調理残さや野菜くずを飼料化し、養鶏生産者がこの飼料を餌として鶏を育てます。その鶏の卵を「から揚げの天才」の卵焼きの原料として使用するものです。取り組みは、食品残さを排出する食品関連事業者、食品残さを飼料化する再生利用事業者、農畜産物の生産者といった三者がリサイクルの環を構築することで、食品再生資源を有効に活用します。今後も再生利用事業者や農産業に従事する皆様とパートナーシップを強化し、食品リサイクルループの構築と発展をめざすことで循環型社会の形成につとめてまいります。

「ワタミ手づくり厨房」東松山センター
「から揚げの天才」
食品リサイクル・ループ図

■食品リサイクルループの概要
【食品関連事業者】 ワタミ株式会社(「ワタミ手づくり厨房」東松山センター/埼玉県比企郡)、食品残さ排出量122.7トン/年
【再生利用事業者】有限会社高尾商店(群馬県邑楽郡)、ワタミが排出した食品残さ由来の特定飼料24.5t/年
【農林漁業者等】有限会社鈴保養鶏園(神奈川県綾瀬市)、上記飼料を使用した鶏卵のうちワタミの買戻し量6.4t/年
【認定日】2021年9月10日


ワタミが取り組んでいる食品リサイクルループ
ワタミでは、2010年に国内居酒屋チェーンとして初めて環境省農林水産省から食品リサイクルループ認証を取得するなど、外食業界のリサイクル率を向上させるために企業連携を含めた取り組みを推進しています。今回の食品リサイクルループ認定は、ワタミとして3事例目となります。※1
外食の店舗や弁当製造工場から出る惣菜などの食品廃棄物は飼料にすることが望ましく、今後も食品廃棄物の飼料化を推進し、その飼料でできた農畜産物を買戻しすることで、地域の循環型社会形成に貢献していきます。
※1:1.愛知県「手づくり厨房」中京センター 食品リサイクルループ認定(2020年1月7日認定)
2.愛知県名古屋市 外食4社と協働での食品リサイクルループ認定(2020年7月20日認定)
対象店舗:「ミライザカ」名駅4丁目店、「三代目鳥メロ」名駅4丁目店、「焼肉の和民」名駅店店、「三代目鳥メロ」塩釜口駅前店、「三代目鳥メロ」今池店

SDGsの達成に向けて
ワタミグループでは、SDGs(国連で採択された「持続可能な開発のための2030年までの目標」)の目標達成に向けて積極的に取り組むとともに、すべての企業活動の分野で持続可能な行動を推進していきます。グループとして、成長戦略の実現がSDGsの目標達成に貢献できるように、従業員だけでなく、すべてのステークホルダーと協力してまいります。今回の取り組みにおいては、SDGsの目標11、12、13、17の達成に貢献してまいります。

ワタミ株式会社
【所 在 地】 東京都大田区羽田1-1-3
【代表者名】代表取締役会長兼グループCEO 渡邉美樹
【設 立】 1986年5月
【事業内容】 国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業
【ホームページURL】 http://www.watami.co.jp

配信元企業:ワタミ株式会社

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