ユヴェントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが、チェルシーに所属する同代表MFジョルジーニョのバロンドール受賞に期待していることを明かした。28日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在29歳のジョルジーニョは2020-21シーズンにチェルシーで公式戦43試合に出場し、8ゴール2アシストを記録。9年ぶり2度目となるチャンピオンズリーグ(CL)に貢献した。また、今夏開催されたEURO2020ではイタリア代表として全7試合に先発出場し、53年ぶり2度目のEURO制覇にも貢献。同年にCLとEUROを制した史上10人目の選手となった。

 29日に行われるCL・グループステージ第2節でチェルシーと対戦するユヴェントス。同試合を前にキエッリーニは、チェルシーで中心選手として活躍している同胞が今年のバロンドールを受賞すべきだと考えていることを明かした。

「彼は僕の親友なので、それを獲得できることを心から願っている。そして、僕のものとしても感じることができる賞になるだろう。イタリア人としてはもちろん、選手としても勝利に貢献できたから常に心に残るものになると思う」

「いつもジョルジーニョはいい選手だと思っていた。(イタリア代表監督のロベルト・)マンチーニが就任して継続性が発揮できてから、彼がどれだけ優れているか、そして最高な選手であるかを実感することができた。もしかしたら、身体的に最高な素質を持っているわけではないかもしれない。それでも、本当の違いは彼の頭とメンタリティにある」

チェルシーに所属するジョルジーニョ [写真]=Getty Images