アニメなどではよく見かける「動物の背中に大の字で乗りもふもふするシーン」。大きな体の背中に抱きついて、毛の感触と温かみを感じることは全人類の憧れと言えるでしょう。

 そんな贅沢な夢を叶えた男の子の動画がツイッターで話題です。セントバーナード犬の背中に乗る小さな男の子の様子はなんとも楽しそう。顔を見ることは出来ませんが、きっとニコニコ満面の笑みであることに違いありません。

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 動画の撮影、投稿を行ったのは北海道札幌市にあるカフェとドッグランの複合店「バーナード・スクエア」のオーナーであるキシイーヌさん(@kishidog)。ワンちゃんはキシイーヌさんの愛犬かつドッグランの看板犬であるドーンくんです。

 1歳8か月になるドーンくんは、体重なんと75㎏。大人・子供に関係なく、人間とのスキンシップが得意で、特に背中やお尻をなでてもらったりマッサージしてもらうのが好きなのだそう。

 ドーンくんの背中に乗り「全人類の憧れ」を体感しているのは、ドッグラン常連客のお子さん。

 ドーンくんとお子さんはまだ生まれたての頃からお互いのことを良く知っており、成長を共にしてきた兄弟のような存在でとても仲良し。お子さんは大声を出したりせずやさしくドーンくんに接しているので、ドーンくんも心を許しており大好きなのだそう。

 このようにじゃれあう様子を見て、キシイーヌさんは二人の成長の様子を感慨深く思っているとのこと。二人が初めて会った頃はドーンくんもまだ小型犬並みの子犬だったので、犬と人間の成長速度の違いにも改めて驚いているそうです。

 この全人類の憧れを体現した動画には12万件もの「いいね」がつき、「うらやましい」「もふりたい」といった声のほか、「ヨーゼフ」「ウインディ」といったアニメやゲームのキャラクターに例える声も。多くの方が羨望の眼差しを送っています。

 ちなみに「バーナード・スクエア」は犬を自由に遊ばせるための施設です。あくまでも看板犬を含めた犬たちが快適に過ごせることを最優先にしており、こうした触れ合いもお子さんとドーンくんの信頼関係があってこそのもの。

 お子さんを連れていけば誰でもこのようなスキンシップがとれるわけではありませんので、その点を十分に踏まえたうえでご利用ください。

<記事化協力>
キシイーヌさん(@kishidog)

(山口弘剛)

「全人類の憧れ」バーナード犬にもふもふする子どもがうらやましすぎる