• ウエスタンデジタルのマレーシアとタイのスマート施設が同国初のライトハウスに認定
• 次世代製造技術を用いた革新的なスケーリングにおけるリーダーシップが評価
• AIや自動化技術を導入した同施設では、生産チェーン全体で新たなレベルの持続可能性と効率化を実現
• ウエスタンデジタルCEO、David Goeckeler(デービット・ゲックラー)が2021年9月29日のグローバル・ライトハウス・ネットワーク - ライトハウス・ライブイベントに登壇

エスタンデジタル(NASDAQ: WDC)は、アジアにある同社の2つのスマート施設が、世界経済フォーラム(WEF)のグローバル・ライトハウス・ネットワークに選出されたことを発表しました。グローバル・ライトハウス・ネットワークは、第4次産業革命(4IR)の本格的導入に成功した先進的企業のコミュニティです。世界経済フォーラムのライトハウス・ネットワークに参画している90拠点のうち、マレーシアでインテリジェントファクトリーの認定を受けたのはウエスタンデジタルが初めてとなります。さらに、同社のタイの施設は、デジタルトランスフォーメーションを加速し、人間のパフォーマンスを大幅に拡張させるエンドツーエンド(E2E)のライトハウスとして、同国内で初めて認定されました。

エスタンデジタルのCEO、David Goeckeler(デービット・ゲックラー)は次のように述べています。「WEFのライトハウス・ネットワークによる認定は大変名誉なことであり、当社の4IRにおける先進的な取り組みが技術革新と従業員エンゲージメントの両面で評価された結果です。テクノロジーによってさまざまな事が可能となり、テクノロジーへの依存度が一層高まっている世界において、業界の未来に対する当社の責任はかつてないほど重くなっています。世界をリードするデータインフラを提供する企業として、お客様、従業員、パートナーに価値を提供するために、世界中の施設で持続可能な成長と変革を実現することをお約束します」。

エスタンデジタルは、AI、ロボティクス、自動化、高度な分析、IoTなど、日々お客様にお届けしている技術革新の手法を、マレーシアのペナン、タイのプラチンブリにある施設に適用することで変革を実現しました。

マレーシアのペナンにあるウエスタンデジタルの工場では、フラッシュメモリーの需要が2倍以上に拡大する中、厳格な品質要件があり、またコスト最適化が求められていたことから、第4次産業革命の技術に基づいた完全自動化工場の実現に着手しました。生産と物流を自動化することで、工場のコストを32%改善し、インテリジェントな計画システムを用いて受注生産方式に移行することができました。その結果、製品在庫と受注リードタイムが50%削減されました。

タイのプラチンブリ工場では、ハードディスクドライブHDD)の需要が急増し、厳しい品質要件とコスト圧力にさらされていました。ウエスタンデジタルは、接続性と高度な分析技術を活用して、サプライヤー、生産、物流、顧客をリアルタイムで可視化し、能力が飽和状態になった製造現場をデータに基づいたインサイトと予測を行うデジタルオペレーションシステムへと変革しました。その結果、工場の生産量を123%増加させ、調達・生産コストを30%低減し、製品の返品率を43%削減しました。

世界経済フォーラムのShaping the Advanced Manufacturing and Value Chainsの責任者であるFrancisco Betti(フランシスコ・ベッティ)氏は次のように話しています。「環境への影響に対する世界的な関心の高まりにより、サステナビリティは事業の存続を維持するために必要不可欠なものとなっています。選出されたサステナビリティ・ライトハウスは、製造業における4IR技術の可能性を実現することによって、企業が事業活動において新たなレベルのサステナビリティを解き放ちます。それは、事業の競争力を高めると同時に、よりクリーン持続可能な未来をもたらす環境への責務を果たすことで、Win-Winの解決策を切り開くことになります」。

エスタンデジタルは、持続可能性への取り組みを実践しています。今回の認定は、この新たな道を切り開いていくなかで、WEFと共に歩む絶好の機会となりました。

ライトハウスアワード( https://www.weforum.org/agenda/2021/03/lighthouses-live-reimagining-operations-for-growth/ )は、世界経済フォーラム(WEF)のイニシアチブであるグローバル・ライトハウス・ネットワーク(GLN)がマッキンゼー・アンド・カンパニーと共同で提供しており、受賞企業には、生産性、持続可能性、アジリティ、市場投入速度、カスタマイズ性において新たなベンチマークを打ち立てている最先端の製造施設が集結しています。このアワードは、4IR技術の導入により環境負荷を低減しつつ、優れたビジネス成果を達成した製造拠点を表彰するものです。

当社のサステナビリティ活動の詳細については、ウエスタンデジタルのサステナビリティWebサイト( https://www.westerndigital.com/ja-jp/company/corporate-sustainability )をご覧ください。

■ウエスタンデジタルについて
エスタンデジタルは、データ社会が発展する環境を創造します。データインフラストラクチャーのリーダーとして、かつてなく多様化するデータの保存、保護、アクセス、変換に必要なイノベーションを推進していきます。先進的なデータセンターからモバイルセンサー、パーソナルデバイスまで、データが存在するあらゆる場所において、業界をリードするウエスタンデジタルのソリューションはデータの可能性を広げます。ウエスタンデジタルは、Western Digital(R)、G-Technology™、SanDisk(R)、およびWD(R)のブランドでデータ・セントリック・ソリューションを展開しています。

グローバル・ライトハウス・ネットワークについて
グローバル・ライトハウス・ネットワークは、第4次産業革命(4IR)の最先端技術の採用と統合において世界をリードする生産拠点やその他の施設のコミュニティです。ライトハウスは、人工知能、3Dプリント、ビッグデータ分析などの4IR技術を活用して、大規模に効率と競争力を最大限に高め、ビジネスモデルを変革し、経済成長を促進するとともに、従業員を増強し、環境を保護し、地域や産業を問わずあらゆる規模の製造業の学びの旅に貢献しています。グローバル・ライトハウス・ネットワークは、世界経済フォーラムがマッキンゼー・アンド・カンパニーと共同で運営するプロジェクトで、このネットワークに参加する工場とバリューチェーンは、独立した専門家パネルが指名します。

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