黒柳徹子ジャニーズWESTの藤井流星が30日、都内にて開催された朗読劇『ハロルドとモード』の公開ゲネプロおよび取材会に出席した。


かねてより出演を熱望していたという黒柳が、2020年の公演で長年の夢を実現させた同作。79歳のチャーミングな女性・モードを黒柳が、モードに恋する19歳のやんちゃな少年・ハロルドを藤井が演じる。ゲネプロには、森川葵、小林大介、石丸謙二郎、高島礼子も出演した。


ゲネプロでは、作品へ並々ならぬ情熱を注ぐ黒柳が、モードの不思議な魅力を情緒豊かに表現。藤井は、モードと出会い、徐々に惹かれていくハロルドの心の動きを繊細な声色で演じた。


上演後の取材会には、黒柳・藤井の2人が登壇。黒柳は「今までやったことのないような役。一応80(歳)ということで、本当は80よりもっと上なんですけど、こんなに若い方と。あなたいくつだっけ」と藤井に質問した。


藤井が「僕、28です」と答えると、黒柳は「そうなの?10代じゃないの」とびっくり。藤井は「10代だと思ってたんですか?」と苦笑した。


また藤井は「僕からしたら徹子さんって、雲の上の存在。ほんまにいるんですかレベルなんですよ。その黒柳徹子さんと同じ舞台で一緒に立てているのがいまだにびっくりというか、信じられない」としみじみ。「客観的に見たら自分でもびっくりしますね。この2ショットの映像」といまだに実感が湧かない様子だった。


さらに「個人的には朗読劇というのも初挑戦させていただいて、普通のお芝居とは違う難しさがありますよね」と振り返る。「でもこれを経験することによってステップアップにつながるというか、貴重な経験になっていると思う」と役者として学びがあったことを語った。


藤井は、初対面からこの日のゲネプロまで、黒柳との対面時にはマスクを付けたままだったという。黒柳は「どんな顔の方かよくわからなかったの。ずっとマスクしてたもんね。絶対取らなかったもんね。偉いの」と明かし、「今日初めて顔見て、『うわぁハンサムなんだ』と思ってびっくりしました。あなたそういう顔だったんだね」と藤井の顔面を絶賛。藤井は「はい、こんな顔です。僕」と照れ笑いを浮かべた。


藤井は、初めて黒柳を見た時のことを「稽古場で遠くから見て『徹子さんいはるな』って思ったんですよ。まじで雲の上の人、そう思ってたんで、普段、服もおしゃれじゃないですか。アートに見えました。なんか」と回顧。自身をアートに例えられた黒柳は「光栄です」とご機嫌だった。


取材会では、藤井の先輩にあたる嵐・櫻井翔相葉雅紀のW結婚についてもトーク。2人の結婚を事前には知らなかったという藤井は「相葉くんに関しては、ネットで発表されたのが、ちょうど『VS魂』の収録中で。その時、相葉くんが収録の合間でトイレに行っていたんですよ。それで岸(優太)くんとか(佐藤)勝利とかが楽屋にいて、そしたら岸くんが『これってマジっすよね?』って僕に(ニュースを)見せてきて」と結婚発表のニュースを、相葉がトイレに行っている間に知ったことを告白。


「でもネット記事しか見てないから『ほんまかわからんよな』って言っていたら、その時に相葉くんが『おつかれー』って楽屋に入ってきたんです。だから、半信半疑で『おめでとうございます』って言ったんですよ。そしたら返答が『ありがとう』だったから、『ほんまなんや』って、そこで確信を得た」と当時の状況を思い返しつつ、「でも『櫻井&相葉、結婚』ってなってて、一瞬『どういうこと?』ってなりました」とニュースの見出しに混乱したことを明かした。


すると黒柳も「2人が結婚したと思った人もずいぶんいたみたいだった」と櫻井と相葉が夫婦になったと勘違いする人々が続出していたと苦笑。続けて「私、どっちもお仕事一緒にしたり、両方ともよく知ってるので大好きなんだけど、2人とも結婚して、仕事が疲れて帰った時に、お家に人がいて、ご飯なんか作って待っててくれる人がいるなんて、なんて素敵と思って。良かったなと思います」と2人を祝福した。



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