プレスリリース要約
・Tempered Airwallは、スマートビルの自動化および制御におけるトップクラスのゼロトラスト・プラットフォームで、重要インフラを保護
・OpenBlueブランドで展開する一連のコネクテッドビルソリューションはサステナビリティと利用者の健康に寄与する建物環境を実現し、高い安全性とセキュリティを提供
・今回のパートナーシップにより、AIを活用した遠隔診断、予知保全、コンプライアンスモニタリング、高度なリスク評価などのサービスソリューションに対し、強固な保護レイヤーを実現

【2021年9月15日ジョンソンコントロールズ アイルランドコークより発表】
 スマートで健康的かつ持続可能な建物のグローバルリーダーであるジョンソンコントロールズ(NYSE: JCI)は、OpenBlueサービスにトップクラスの安全な通信とネットワーク管理を適用するため、Tempered Networksを選定したことを発表しました。このパートナーシップにより当社が、多彩な企業との連携を通じて取り組んでいる、スマートビルテクノロジーエコシステムにおいてサイバーセキュリティリーダーシップをさらに前進させることとなります。

 ジョンソンコントロールズは、OpenBlueサービスの中核コンポーネントとしてTempered Networks が提供するトップクラスのゼロトラスト・プラットフォームであるTempered Airwallを導入することで、世界中で当社のビルオートメーションシステムをご利用いただいているお客様の建物をサイバーリスクから守ることができます。OpenBlueソリューションは、商業施設や民間企業のオフィスビル、病院、学校、キャンパス、スタジアムなど、さまざまな業界に導入されています。

 ジョンソンコントロールズのバイスプレジデント兼最高技術責任者(CTO)であるビジェイ・サンカランは「デジタルトランスフォーメーションの加速は、当社のお客様がデータ活用の進むスマートビルを運用するメリットを実感し始めたことの証であるとともに、最高レベルのサイバーセキュリティを必要としていることを意味します。Tempered Networksのセキュリティ技術を活用することで、業界をリードするセキュアなリモートアクセス技術とAIを活用したセキュリティインサイトでスマートビルを実現し、OpenBlueソリューションをご利用いただいているお客様のリスク管理とネットワーク管理の簡素化を支援、さらに素晴らしい利用者体験を可能にします」と述べています。

Tempered Airwallは、安全なエッジからクラウドへの通信のためのゲートウェイであるOpenBlue Bridge技術に統合されます。

ジョンソンコントロールズのバイスプレジデント兼最高プロダクトセキュリティオフィサーのジェイソンクリストマンは「当社の技術者は、ゼロトラスト・ソフトウェアにより定義されたネットワークと軍事レベルの暗号化技術を通じて、どこからでも安全にお客様の建物の機器にアクセスし、管理することができます。これにより、権限のないユーザーや潜在的な攻撃からビルシステムを隠蔽し守ることが可能です」と述べています。

ジョンソンコントロールズは、Tempered Airwallプラットフォームを活用した新しいOpenBlueサービスを全世界で提供し、高まるサイバーセキュリティおよび管理需要に応えていきます。

Tempered NetworksのCEOであるキース・ビーマン氏は「デジタルトランスフォーメーションが進むことでセキュリティが脆弱になり、重要なインフラ施設は日々ハッキングの脅威に晒されています。昔のネットワークソリューションのように、新たなファイヤーウォールを追加するだけでは脅威を防ぐことはできません。しかし、Airwallのネイティブなゼロトラスト・プラットフォームにより、ビルオートメーションシステムはどこからでも安全かつ最適に管理できるようになりました」と述べています。

ワシントン州リンウッドを拠点とするTempered Networkのセキュリティ技術を統合することで、OpenBlueサービスソリューションにおけるサイバーセキュリティは一層強化されたほか、最近のPelion社やDigiCert社とのパートナーシップにより、当社のスマートビル技術はさらに高度なセキュアデバイス管理とデジタルトラストが備わっています。

ジョンソンコントロールズのサイバーセキュリティへの取り組みについては、www.johnsoncontrols.com/cybersolutions をご覧ください。
Tempered NetworksとTempered Airwallの詳細については、https://tempered.io をご覧ください。

*ゼロトラストとはあらゆるトラフィックは信用できないという考えに基づき、社内外からのアクセスに関わらずすべてのトラフィックを対象とするセキュリティモデル。クラウド化やテレワークが進んだことにより、従来の境界型セキュリティモデルに変わる新たなセキュリティアプローチとして注目されている。

Tempered Networksについて
Tempered Networksが提供するTempered Airwallは、業界唯一のネイティブなゼロトラスト・プラットフォームで重要なインフラを保護します。スマートビルのシステム、病院の医療機器、工場の機械などを守る仮想的なエアギャップ(インターネットなどのネットワークから物理的に隔離された状態)として機能し、これらの施設にソリューションを提供しています。Airwallは、モノや設備を簡単に保護しながら、どこからでもリモートで監視や接続ができるようにします。詳細は https://tempered.io をご覧ください。

ジョンソンコントロールズ インターナショナルについて
ジョンソンコントロールズ(NYSE:JCI)は、人々の生活空間や職場、文教施設からエンタメ施設まであらゆる環境を変革します。スマートで健康的かつ持続可能な建物を実現するグローバルリーダーとして、建物利用者や建物環境、さらには地球環境に最適な建物のパフォーマンスを再定義することが当社のミッションです。
135年以上のイノベーションの歴史を持つジョンソンコントロールズは、包括的なデジタルソリューション群であるOpenBlueを通じて、医療施設、学校、データセンター、空港、スポーツエンタメ施設、工場などの未来の青写真を提供しています。ジョンソンコントロールズは、世界150ヵ国以上に10万人のエキスパートを擁し、業界で最も信頼されているパートナー企業とともに、ビルテクノロジー、ソフトウェア、サービスソリューションにおいて世界最大のポートフォリオを提供しています。詳細については、www.johnsoncontrols.com をご覧いただくか、ツイッターで @johnsoncontrols をフォローしてください。

ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:吉田 浩)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの設計、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細はwww.johnsoncontrols.co.jp をご覧いただくか、Facebookで https://www.facebook.com/johnsoncontrols.jp.be/ もしくはTwitterで@JCI_jpをフォローしてください。

配信元企業:ジョンソンコントロールズ株式会社

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