さいたま市と株式会社ピリカ(東京都渋谷区、代表取締役:小嶌不二夫、以下ピリカ)は、ごみ拾い活動普及を目指し、さいたま市のごみ拾い活動見える化ウェブサービス「さいたま市版ピリカ(さいたまごみゼロ365)」を10月1日より運営開始します。

さいたま市では、毎年5月に市内全域を対象とした、自治会等の市民ボランティアによる「さいたま市ごみゼロキャンペーン市民清掃活動」を実施しています。自治会等による市内各地域の清掃活動を通じて、市民の皆様の環境美化に対する意識向上を図るとともに、きれいで住みよいまちづくりを進めることを目的としています。

毎年多数の参加者に参加頂きましたが、若者から高齢者までより幅広い世代の参加を促すべく、オンラインで気軽に参加ができるごみ拾いSNS「ピリカ」を活用したごみ拾い、そしてその活動を、この度のごみ拾い活動見える化ウェブサービスで、市内の清掃活動を可視化することで、多様な環境美化活動の推進をお手伝いしてまいります。

また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響も受け、多くの参加者が集まる環境美化活動の実施は難しくなり、密集・密接を避け、「新しい生活様式」に適した環境美化活動を推進していくことが求められました。本見える化ウェブサービスによって、個々の活動をつなぎ後押ししていきたいと考えています。

さいたま市版ピリカ(さいたまごみゼロ365
http://saitama.city.pirika.org
  • さいたま市内のごみ拾いを可視化し、生活の中でごみ拾い活動を推進
この度、さいたま市で導入された、ごみ拾い活動見える化ウェブサービスは、さいたま市内でのごみ拾いSNS「ピリカ」を活用したごみ拾い情報を掲載し、どの地域で、どんなごみが拾われているのか、さいたま市内全体で、今どのくらいごみが拾われているのかを可視化します。参加企業・団体名も紹介され、地域内でのCSR活動も把握することができ、個人での参加はもちろん、企業や団体なども含め、地域の清掃美化活動の活性化を後押しします。ピリカは、さいたま市とともに地域の清掃活動の活性化を通じて、ごみ拾いなどの環境問題への解決策を協働で取り組むとともに、地域課題解決促進を目指して参ります。
  • ごみ拾い投稿者上位者への記念品贈呈も予定
また、さいたま市は、「365日ごみゼロ運動」を10月1日より推進。「いつでも」「どこでも」「誰とでも」をコンセプトに、ごみや環境問題への意識を高めて参ります。

今後、スポーツチームとの「ホームタウンクリーン作戦」や、昨年約5,000人が参加した、11月14日実施予定の浦和区秋の「ごみゼロ運動」にてピリカを周知予定です。また市内店舗内でのSNSピリカの利用説明会を行い、10月1日~11月末の間でのごみ拾い投稿上位者には、記念品も贈呈する企画も予定されています。また、大学コンソーシアムと連携し、幅広い切り口で清掃活動のきっかけを提供していく予定です。
  • 株式会社ピリカについて
科学技術の力であらゆる環境問題を解決することを目指し、2011年に大学の研究室で非公式のプロジェクトとして始まり、同年に法人化。様々な環境問題の中でも、一歩目としてごみ(特にプラスチック)の自然界流出問題に注力しています。

ごみ拾いSNS「ピリカ」は、2011年5月15日にリリースし、現在111カ国から累計2億個のごみが拾われています(2021年10月1日現在)。累計ありがとう数は1,000万弱となり、ごみ拾い活動を通じて多くのコミュニケーションが生まれています。導入頂いている企業・自治体・団体は800を超え、近年のSDGsへの関心の高まりを受け、環境問題に配慮した行動や消費は、各方面で浸透しつつあります。

さらに、画像解析による広範囲のポイ捨て状況調査サービス「タカノメ」や、マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」を通じて、海洋・陸のごみの流出状況をオープンデータで発表し、課題発見と解決に向けた協業・連携を展開しています。2021年第1回環境スタートアップ大賞にて「環境大臣賞」受賞。
  • 会社概要
社名:株式会社ピリカ(英名 Pirika, Inc.)
※ピリカはアイヌ語で「美しい」という意味の言葉です。
所在地:東京都渋谷区恵比寿1-7-2 エビスオークビル2, 41号室
事業内容:ごみ拾いSNS「ピリカ」の運営/ポイ捨てごみ分布調査「タカノメ」の運営/マイクロプラスチック調査「アルバトロス」の運営
設立年月日:2011年11月21日
URL:https://corp.pirika.org/


配信元企業:株式会社ピリカ

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