十代で導かれるようにインドに渡った著者 岩城和平は、その後スワミ・サッテャーナンダ(ヨーギー)、サキャ・ティチェン(チベット仏教サキャ派の法王)、ミンリン・ティチェン(ニンマ派最高峰の活仏)をはじめ、インドチベットの高僧・活仏たちに愛されながら修行を続ける。しかし、日本での役割があるとの師の命で帰国することになった。そして、社会生活を送る中で修行の総仕上げのような予期せぬ荒波に揉まれることになる。その人生を成就させ、究極的な理解へと導いたのは「恩寵の力」だった。

本書は、自分と世界のかかわりを知るために、宗教や信仰が昔から教えてきたことを丁寧に解きほぐしながら、現代日本という「マーヤ」(サンスクリット語で幻・幻影を意味する)の力の極めて強い時代・場所でどのように生きたら良いのかについての、力強い導きを与えてくれる。
*本書「はじめに」の試し読みができます。こちらからご一読ください。
https://tameshiyo.me/9784910169057

*2021/11/23(火)15:00~17:00 出版記念オンライントークを予定!
詳細は追って蓮華舎HPの「お知らせ」ページよりお知らせいたします。
https://padmapublishing.jp/news/


『恩寵の力ー必然性に導かれた人生の答え』

岩城 和平(著) 
ISBN:978-4-910169-05-7
発売:2021年10月20日
定価:3,080円(税込)
判型:四六判/上製 288
装丁:芦澤泰偉
本書の書誌詳細は下記HPよりご覧ください。
https://padmapublishing.jp/product/thepowerofgrace/


「自分を超えたものに到達するときには、絶対に聖なる恩寵を必要とします。自分の努力ではなく、向こうからやってくる恩寵の力を受けなければ、自分が自分を超えることはできないのです。」(本文より)

本書は、インド哲学や、ゾクチェンなどのチベット仏教を長年修業した著者の歩みと、最終的に日本の地で感得しえた人生の答え・世界の観方を教え続けた二十年以上にわたる講話の一部をはじめて公開しており、あらゆる宗教や信仰の根源となるものに向かう希求の心に応える一冊になっています。

前半は、著者の数奇な半生を綴る自伝と術語解説、後半は、著者の愛の溢れる講話と問答のエッセンスを掲載。
内容をさらに深めた続編『母の力ーすべての創造の根源からの教え』(仮題)の刊行も予定しています。
(全国の書店さんでお求めいただけます。発売前は店頭にて、ご予約下さいますようお願い申し上げます。) 

  • 著者 岩城和平 (いわき・わへい)とは誰か?
1965年東京生まれ。俳優の両親の元に長男として生まれる。ベトナム戦争のまっただ中、反戦運動をしていた両親が、世界平和の願いを込めて“和平“という名前をつける。幼少期より度重なる臨死体験とその体験よりもたらされた感覚によって、神秘の世界に目覚める。

8歳のときに弥勒菩薩との遭遇により歩むべき道を確信し、13歳からはキリストを愛し、日々祈りの中で過ごす。15歳でヨーガと出会う。この頃、平和運動、教育、環境問題と関わり、17歳で人生のテーマは平和の実現だとわかる。

自分の中の宗教的感性によってインドへと導かれ、ビハール・スクール・オブ・ヨーガ主宰、スワミ・サッテャーナンダ師の弟子となり、21歳までヨーガの修行をする。師の助言に従い仏教の勉強を始め、しばらく師を探す旅をする。のちに、チベット仏教のサキャ派の法王であるサキャ・ティチン師と出会い、師の元で修行が始まる。26歳からは、運命的な出会いを通して、チベット仏教四大ラマの一人であるニンマ派最高峰の生き仏、ミンリン・ティチェン師の弟子となり、ゾクチェンやその他の教えを学ぶ。師から、自分の役目は日本にあると言われ日本に帰国。29歳から日本での本格的な生活が始まる。

35歳のときに恩寵により人生における疑問のすべてが解消し、以来、自らの人生での経験や理解を通して得られた知識を教える日々を過ごしている。

岩城和平HP:http://www.waheii.org/

  • 本書の「目次」のご紹介
はじめに

第一部 みこころと共に
 私自身のこと
 術語解説
  神/一元的神、二元的神/みこころ/恩寵/マーヤ/悟り/魔境/導師/もうひとりのグル/宗教

第二部 講話と問答
 I  自己を探究する/II マーヤという認識を持つ
 III 恩寵とみこころ/IV 神と悟り/V 愛

編集者覚え書き

  • 本書内容のご紹介(一部抜粋)
本書の内容を一部ご紹介いたします。
※もっと読みたい方はこちらからどうぞ!:https://bit.ly/39LimPs(蓮華舎ブログ)
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絶対者のみが存在し、行為者であり、世界はそれによって支配され機能しています。
我々はその絶対者の反映であり、太陽の光が鏡によって反射するように、我々という存在は絶対者を反映する鏡なのです。
我々は無に等しくとも、その絶対者の輝きを自ずから反映させる存在としてここに存在しているわけです。
いまだその鏡が曇っているがために、太陽を完璧には反映できずにいる人からすると、この事実を喜びとして感じられないかもしれません。
しかし、どんな鏡でも磨けば必ず光るのです。誰もが絶対者の反映物としての自己を理解するならば、喜びに満たされるはずです。
【恩寵の力 第一部 みこころと共に「私自身のこと」】より抜粋

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2019年9月『ヒマラヤの師と共に』翻訳出版クラウドファンディングプロジェクトを伴って創設されました。

わたしたちの中にはまだ蕾の蓮華が眠っている、とするならば、そこへと届く光に携わる仕事をしていかなければなりません。本に限定することなく、しかし本から離れることなく。泥の中から蓮の花が咲くように、現代に根を下ろしつつ。


新しい時代への移行期間でもあるように思われる今 あまりにもまだ小さい蓮華の蕾である弊社もまたみなさんと共に空に向かって華開いていけるように、必要なものを地道に培っていくことができればと願っています。

配信元企業:株式会社 蓮華舎

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