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 アメリカの医療費はとにかく高いことで知られているが、このほどTwitterユーザーがそれを証明するかのようなツイートをし、注目を集めている。

 その女性は、アメリカでほくろ除去の手術をしたのだが、手術中に泣いてしまったという。すると泣いたという行為が「感情的行動」として、費用を上乗せされ請求されていたというのだ。

【画像】 泣いただけで医療費として請求するアメリカ

 TwitterユーザーのMidge(@mxmclain)さんは、9月28日のTwitterでほくろ除去手術をした時の請求書をシェアし、ユーザーらを驚かせた。

 そこには、ほくろ除去代として223ドル(約25000円)が請求されていると同時に、「Brief Emotion」として11ドル(約1220円)が一緒に請求されている。

 Midgeさんいわく、このBrief Emotionとは手術中に泣いてしまった費用だという。つまり、泣いたという精神的な動揺を「感情的行動」として代金を上乗せされたのだ。

とにかく高いアメリカの医療

 このツイートを見たユーザーから、驚きの声があがったのは言うまでもない。

 しかし、Midgeさんは「これがアメリカの医療よ」とツイート

 あるユーザーは「私の場合は親知らずを抜かれている途中で麻酔が切れたんだけど、追加分の麻酔をした費用をちゃっかり請求された」とコメントしており、やはりアメリカではこれが現実といったところなのだろう。

 しかし、多くのユーザーはこうしたアメリカの医療費用に対して、「信じられない」「これって、素晴らしい風刺なのかそれとも馬鹿げた医療請求の例なのかわからない」といった声を寄せており、なかなか受け入れ難いようだ。

written by Scarlet / edited by parumo

 
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手術中に泣くと、治療費を加算されるアメリカ医療の実態