「バラエティーの女王」テレビ朝日弘中綾香アナ(30)は、和久田アナの最有力対抗馬とみられている。丸山氏はこう評す。

「物怖じしないゴーイングマイウェイなキャラクターに加え、ルックスのクオリティも高い。ファッション誌などにもたびたび登場していますが、ちょっと化粧をしたり、クールな表情をするだけで印象がガラッと変わるのも、弘中アナの魅力。アドリブ力やトーク力の高さは語るまでもなく、自己プロデュースに長けていて、前に出ないことが求められるアナウンサーという職業で、新たな可能性を生み出した」

 まさに「革命家」として一歩を踏み出しているが、ここにきてスキャンダルが足を引っ張っている。

「他局の男性社員を交えた男女4人の“宅飲み”が発覚し、緊急事態宣言下ということもあって、支持率が低下。しかもパーティー写真の流出で、身内に敵がいるのではないかと、疑心暗鬼になっているようです」(芸能記者)

 野田聖子幹事長代行(61)は「夫が元暴力団」と裁判所に認定され、対応に追われたが、弘中アナもゴールデン進出を果たした担当番組で「なんなん?」と共演者から厳しい追及を受けそうだ。

 この土壇場にきて、テレビ東京からは人気番組「モヤモヤさまぁ~ず2」でアシスタントを務める田中瞳アナ(25)が出馬を模索していた。

「『WBSワールドビジネスサテライト)』でキャスターを務める大江麻理子(42)の正統な後継者。推定Dカップバストは意識的に衣装を選んでいるのか、形がいいのかわかりませんが、画面の見栄えが抜群なんです」(織田氏)

 バラエティーにも報道にも、積極的に取り組む田中アナがこのまますんなり出馬すると思われていたのだが‥‥。

「新番組が立ち上がると田中アナの名前がすぐに挙がるのですが、その分、他のアナウンサーに仕事が回ってこなくなり、嫉妬の声が少なくありません」(テレ東関係者)

 告示日までに「推薦人」が集まらず、田中アナは泣く泣く立候補を見送ることに──。

 ついに投開票日を迎え、1回目の投票では5候補いずれも過半数に届かず、上位2人による決選投票へ。

 丸山氏は弘中アナに1票投じた理由を、

「圧倒的な人気と知名度があり、従来の女子アナ像を変えた功績は偉大。和久田アナは切れ者の官房長官タイプ」

 こう見立てる一方で、織田氏は、

「中堅アナの頃から人望が厚く、当時、局内で孤立派の宇垣美里(30)が尊敬する先輩に挙げ、自分にも他人にも厳しい毒舌の田中みな実(34)も一目置く存在」

 と、江藤アナに1票。

 接戦が予想された直前、こんな宣言が‥‥。

「TBS同期のみな実を手ブラ担当大臣に任命する!」

 うれしい内閣改造計画が決め手となり、江藤アナが新総裁に決定!! 業界を明るく盛り立ててほしい。

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