百戦錬磨の2人がもめる姿が、バルセロナの現状を表している。

バルセロナは2日にラ・リーガ第8節でアトレティコ・マドリーとのアウェイゲームに臨んだ。ここまでは不振ながらも、試合前には続投が発表されたロナルド・クーマン監督。カディス戦での2試合のベンチ入り禁止処分によりスタンド観戦となった指揮官だが、チームはこの日もどこかちぐはぐな印象が否めなかった。

それを象徴するような場面が23分のシーンだろう。枚数は足りていながらも、パスワークでスペースを使われてあっさりと失点。その後、元スペイン代表DFジェラール・ピケとスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツはコミュニケーションを取った。

しかし、キャプテン・ブスケッツに言葉に対し、ピケは肩をすくめるような仕草。その後も2人は何かを言い合っている。修正のために話し合うことは多々見られるが、今回の2人はかなり激しい口調のように見える。

クラブでも代表でも長年ともにプレーしてきた2人。盟友同士の言い争う姿にファンは「心が痛い」、「誰もがオープンスペースでは終わると知ってる」、「ずっとやってきたこの二人がこの状態はもうホンマにヤバい」とこぼした。

前線の決定力不足だけなく守備にも亀裂が入り、試合も0-2で敗れたバルセロナ。まったくポジティブな話題の上がってこないチームは、これからどのような道を辿るのだろうか。



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