レガネスに所属する日本代表MF柴崎岳は、3日のルーゴ戦に先発出場し、47分に今季初ゴールを決めた。また、試合後にはインタビューでその心境を語っている。

 3日、ラ・リーガ・スマートバンクスペイン2部)第8節で、レガネスは本拠地にルーゴを迎えた。この日が今季6試合目の出場となった柴崎は、ボランチのポジションで先発。そしてスコアレスで迎えた47分、左サイドから中央でボールを受けると、柴崎はトラップから迷わず右足を振り抜く。するとGKの正面に飛んだボールは、ブレ球となってGKの手を弾き、ゴールネットを揺らした。これがチームの貴重な先制点となり、柴崎にとっても今季初得点となっている。

 チームはその後、程なくして同点弾を許すと、ゲームはそのまま1-1で終了。レガネスはリーグ3連勝を逃す形となった。柴崎は試合後にスペイン語でインタビューに応じ、自身のゴールには喜びを示しつつ、ドローという結果には悔しさをあらわにした。

「今シーズンもゴールを決めることができて嬉しいです」

「ですが、僕たちの感覚としては負けたような気持ちですね。勝つことができず、引き分けに終わったわけですが、勝ち続けるためには戦い続ける必要があると思います」

「勝ち点1を手にしましたが、僕としては2ポイントを失った気持ちですね」

 また、自身が代表戦を戦う期間もリーグ戦の続くチームに対しては、「僕は代表戦でチームを離れますが、いつでもチームを応援していますし、次の試合では勝てることを期待しています」とコメントした。

今季初ゴールを決めて喜ぶ柴崎 [写真]=Getty Images