稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾の3人による、SNSを本気で遊び倒す世界初の「SNSバラエティ」、月一回7.2時間のレギュラー番組「7.2新しい別の窓 #43」が、ABEMA SPECIAL2チャンネルにて10月3日に生放送された。

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■初共演となる天海祐希

10月3日の放送回では、元宝塚歌劇団月組トップスターであり、数多くのドラマや映画に出演する女優の天海祐希が初登場し、初共演となる「はじめましてトーク」で、おたがいの印象を語りあった。

最初の出会いについて、天海が「宝塚、見にきてくださいませんでしたか? まだ(みなさんが)10代とか…?」と語ると、3人は「みんなで行きましたね。20年前?30年前くらいなので中学生とか…」との回答に、天海は、「やだ!もう母の気持ち(笑)」とスタジオの笑いを誘いつつ、「(みなさんが)終演後に受付のところまで来てくださって。『あぁ…これからぐわーっと上に登っていかれる方たちなんだな』って思って、私は、その時から注目していました」と当時のエピソードを語った。

さらに、天海が3人に聞きたいこととして、「初め、この世界に入るときって、『顔と名前を覚えてもらう』という、本当の意味を知らずに入ってきてるじゃないですか。その本当の意味を知った今でも、もしやり直せるとしたら、やっぱりもう一度、この世界に入ってますか?」と、さらに、天海は「私は、宝塚に入ったときに、お芝居をしたいと思って入ったんですけど、前に出れば出るほど、顔と名前をおぼえられていって、その急速な変化についていけなかった時があって。今、思えば、子供だったなと思うんだけど、全部をシャットアウトしてしまった時期があって。応援してくださる方たちがこわかった時もあった」と自身のエピソードも語った。

天海の質問に対し、稲垣は「海外とかに行くと、まわりは自分のことを知らないじゃないですか。なんか不思議な感じがしますよね。その時の解放感とか、リラックスした感じはあるんですが、どこかさびしいですよね。だから結果、自分の選んだ道はまちがってなかったのかなと思います。生まれ変わったとしても、またやりたい。3回目は、別の道がいいですけど」と回答すると、続けて草なぎも、「言われてみると、そうですよね。街中にいても、気づかれないというのはいいな…と思うこともありますけど、でも、今の自分が好きかな。原点には『みんなに見てもらいたい』『有名になりたい』という気持ちがあると思う。3回目は、もういいかな(笑)」と答えた。

そして香取は、「20代とかの若い頃は、『なんで見るんだよ』とか思うこともありましたけど、『応援してください』って言っているのに、街を歩いていて『ちょっとやめて』って言うのは、おかしいじゃないですか。そう思えた頃から、みんなが知りあいに思えて。みんなが知ってくれてることがすごいうれしいし、もうそこでしか生きていけない生き物です。もう1回はどうかな…。でも、知った上でも、もう一度、同じ道を選ぶかな」と答えていた。

番組の後半では、2021年にデビュー25周年を迎えたPUFFYが初登場し、ミキのふたりも迎え、「今だから話せるホンネ年表」と題し、25年のPUFFYの歴史を振り返りった。

PUFFYのファーストシングル「アジアの純真」について、亜美がボーカル録りの時に風邪をひいてしまい、声がガラガラだったのにかかわらず、逆にバツグンのテイクが録れたという裏話を披露すると、由美も「それがすごい良かったから、ことあるごとに奥田民生に『風邪ひいてこい』って言われて(笑)」と当時のエピソードを語った。

さらに、キャイ~ンの天野ひろゆきが「3人は、歌録りのときに気をつけてること、ある?」と尋ねると、香取は「しないよね(笑)」と即答し、草なぎも、「若い時って、まったくそういうこと考えてなかった。のどあめもどうかなって感じ」と答え、香取は「(当時)アルバム1枚を1日で録ったりしてたもん」と語り、スタジオを驚かせた。

そして、番組のラストに、PUFFYと一緒に「ななにーSPライブ」を開催し、新曲「エッサフォッサ」をはじめ、「アジアの純真」や「渚にまつわるエトセトラ」「愛のしるし」「これが私の生きる道」といった曲をコラボレーションライブで披露した。

「7.2新しい別の窓 #43」に登場した天海祐希/(C)AbemaTV,Inc.