世界経済フォーラムが発表する「ジェンダー・ギャップ指数」順位120位。ここから脱するための一つのカギは教育です。ジェンダー平等社会を実現するために、本講座では教育現場にさまざまな面からかかわる登壇者のお話から、学校・教育現場におけるジェンダー課題について考えていきます。講師・コーディネーターに「ジェンダーと教育」がご専門の北海道教育大学教授木村育恵さん、パネリストに「義務教育にジェンダー教育を!」とYouth Gender Studiesを立ち上げ、活動する伊藤梨里さん、女子高校生・女子大学生のジェンダー課題について調査を実施した(公社)ガールスカウト日本連盟を迎え、お話を伺います。保護者、子育て支援者、学校・教育関係者など次世代育成に関わる方、また、本テーマに関心のあるユースの参加も大歓迎です。全国各地からのご参加をお待ちしています。
          

(公財)日本女性学習財団2021年度次世代育成講座
「脱120位!ジェンダー平等社会に向けて私たちができること~学校・教育から考えるジェンダー・バイアス~」

毎年発表される「ジェンダーギャップ指数」順位。調査国の数が増え、各国がジェンダー平等に向けて努力するなかで日本の順位は低下し2020年の順位は156カ国中120位という結果になりました。特に経済・政治分野での順位が低いことが課題としてあげられていますが、その根底には教育の課題があります。学校をはじめとした教育現場におけるジェンダー課題とは?また、学校・教育現場に今後必要な支援のあり方とは?
登壇者のお話を聞きながら、学校等教育関係者、子育て支援者、キャリア教育関係者、保護者など、次世代の育成に携わる人たちとともに考えていきたい講座です。テーマに関心のあるユースの参加も大歓迎です。
全国各地からのご参加をお待ちしています。

▼参加申し込みはこちら
PEATIX お申込みサイト: https://jawe211112.peatix.com

▼日時
 2021年11月12日(金)19:00-20:30(18:50受付開始)

◆パネリス
・伊藤 梨里さん(義務教育課程へのジェンダー教育導入を目指し活動する「Youth Gender Studies」代表)
 https://youthgenderstudies.wixsite.com/website
・(公社)ガールスカウト日本連盟
 https://www.girlscout.or.jp/

◆講師・コーディネーター
・木村 育恵さん北海道教育大学教育学部 教授、教育学博士)

▼内容
 ・お話(それぞれの活動をお話いただきます)
 ・トークセッション
 (学校をはじめとした教育現場におけるジェンダー課題、学校・教育現場に必要な支援のあり方等を
  お話いただく予定です)
 ・質疑応答

▼開催方法
 オンライン(Zoom)にて開催します
 *本講座はリアルタイム配信のみでの開催となります。
  開催後、録画でご視聴いただくことはできませんので、ご注意ください。    

▼参加費
 一般  1,000円
(公財)日本女性学習財団キャリア支援デザイナー、賛助会員、理事・評議員・監事800円
 大学生以下 無料
 ※主催者の都合による中止の場合を除き、購入済チケットのキャンセルはご対応しかねます。

▼定員
 60名(先着順)

【パネリストプロフィール
 ■伊藤 梨里さん
Youth Gender Studies代表、早稲田大学2年生。フェミニズムやジェンダー問題に関心を持ち、個人のSNSでは若い世代の視点から社会問題について発信している。日本のジェンダー問題を根本から解決するためには「教育」が必要だと考え、Youth Gender Studiesを設立。現在は、義務教育課程へのジェンダー教育導入を目指し、オンラインイベントや署名活動、学校での出張授業を行っている。

 ■公益社団法人ガールスカウト日本連盟
ガールガイド・ガールスカウト世界連盟の一員として、ガールスカウト運動を普及。この運動を通じて、少女と若い女性が自分自身と他の人々の幸福と平和のために、責任 ある市民として自ら考え、行動できる人となれるよう育成し、女性が自らの可能性を最大限にのばし、発揮できる社会の形成を推進することを目的として活動。2021年3月にリリースした『「ジェンダー」に関する女子高校生調査報告書2020~声をつなぐ~』では「隠れたカリキュラム」(学校現場での学校制度・生活・教師の言葉や態度など)から、無意識に子どもたちが学び取っていく社会規範や価値観に基づく声かけや「女の子だから」をキーワードに日常で経験する差別や暴力について可視化した。

【コーディネーター プロフィール】
 ■木村 育恵さん
北海道教育大学教育学部函館校教授。東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科修了。博士(教育学)。専門は、教育社会学、「ジェンダーと教育」研究。ジェンダー平等教育実践をめぐる教師文化のありようや、教員のキャリア形成とジェンダーに関する研究を行っている。著書に、『学校社会の中のジェンダー:教師たちのエスノメソドロジー』(単著、東京学芸大学出版会、2014)、『女性校長はなぜ増えないのか』(分担執筆、勁草書房、2017)、『新版 教育社会とジェンダー』(分担執筆、学文社、2018)など。
 
▼主催
 公益財団法人 日本女性学習財団
 https://www.jawe2011.jp/
▼お問い合わせ
 jawe@nifty.com

※公益財団法人日本女性学習財団は、男女共同参画社会づくりをめざして女性のエンパワーメントをすすめる生涯学習の振興および活性化支援事業を実施しています。女性の生涯学習及び次世代育成の当面する課題について、全国的・国際的な動向を踏まえ、関係機関・団体との協力連携を通し、研究調査、人財育成、学習資料の刊行等情報の提供を行っています。

配信元企業:公益財団法人 日本女性学習財団

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