現地時間2021年10月2日、米フロリダ州ハリウッドのセミノールハード・ロック・ホテル&カジノにて行われたガンズ・アンド・ローゼズのライブのアンコールに、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンが登場し、バンドとともに「Paradise City」を演奏し、公演を締めくくった。

 故エディ・ヴァン・ヘイレンの息子であるウルフギャングは、自身のバンド“マンモス WVH”として、今夏開催されていたガンズのツアーにオープニング・アクトとして帯同していた。

 今回の共演はツアー最終日の前日に実現したもので、ガンズのアクセルローズは嬉しそうな様子でウルフギャングを紹介し、ステージへ招いた。「ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン」と述べたアクセルは、「クールな響きだろ?まじでクールだ。君らにはわからない。俺たちはレガシーの話をしてるんだ」と続けた。ガンズのリード・ギタリストであるスラッシュベーシストのダフ・マッケイガンの横に立ったウルフギャングは重厚なリフを奏で、彼らと同じをマイクを囲み、ボーカル・ハーモニーもプラスした。

 今回のツアーを通じて、ガンズはいくつかのサプライズを投下してきた。先月末、新曲「Hard Skool」をリリースすると、その約1週間後にはライブでも同曲を披露した。元々「Jackie Chan」という仮タイトルが付けられていたこの曲は、2008年のアルバム『チャイニーズ・デモクラシー』のアウトテイクをもとに制作された楽曲となっている。

ガンズ・アンド・ローゼズ、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンと「Paradise City」で共演