2012年4月、27年ぶりのテレビシリーズとして登場した『LUPIN the third峰不二子という女~』から2年。このたび、スピンオフシリーズ第2弾として『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』が劇場公開されることが決定した。

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 テレビスペシャル版のはじけた明るさとは異なり、モンキー・パンチの原作に漂うアダルトでエロティックなテイストを存分に生かした『LUPIN the third峰不二子という女~』。峰不二子を主役に配し、大胆な解釈で若かりし5人の出会いと活躍を描き、好評を博した。

 その『峰不二子という女』でキャラクターデザインと作画監督を務め、『劇場版 カードキャプターさくら』や『神様はじめました』など数多くのアニメ作品の原画を手掛けた小池健。その小池が本作の監督に挑む。

 「ルパンと次元がどうやって相棒になっていったかを描いてみたかった」と語る小池は、「『次元大介の墓標』では、ルパンはワルではあるけれど、“盗む”という行為に託して自分の作戦を練っていく。一方、次元は非常に高い技術をもった孤高のガンマン。このふたりの組み合わせ妙や、チームが形成されていく過程を表現できればと思い制作しました」とコメントしている。

 栗田貫一小林清志沢城みゆき山寺宏一といった声優陣も揃った『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』は2014年初夏、新宿バルト9にて期間限定特別上映。

『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』映画化決定!原作:モンキー・パンチ(C)TMS