株式会社KOU(本社: 東京都渋谷区 代表取締役:中村真広、以下KOU)は、株式会社MIMIGURI(本社: 東京都文京区 代表取締役:安斎勇樹・ミナベトモミ、以下MIMIGURI)監修のもと、オンライン対話サポートツール「emochan(エモチャン)」の開発に着手。法人向けに年明けのリリースを予定しております。emochanを通じて、コロナ禍のリモート環境によって加速する組織のコミュニケーション課題を日々の対話によって解決し、新しい働き方における円滑なチームづくりを支援していきます。


■ コロナ禍のリモート環境によって加速する組織のコミュニケーション課題を、日々の対話で解決する。
企業の成長過程において組織のマネジメント構造が発達してくると、経営と現場の距離が広がり互いの意図がうまく伝わらなくなる、組織内で顔と名前が一致しない状況となりチームを超えて協業するときに意思疎通がとりにくくなる等、組織のコミュニケーション課題が生まれます。最終的には、部署間や社員間、経営と現場間の心理的距離が生まれ、軋轢や相互不信を招き、生産性や離職率に悪影響を及ぼす原因にもなっていきます。

このようなコミュニケーション課題の原因のひとつは「対話不足」にあります。
仕事上のコミュニケーションは、論理的に物事を決めて伝えていく「議論・伝達」が中心です。しかしながら、組織を構成する従業員のモノの見方や価値観、立場は多種多様であり、組織の人数やマネジメント構造が拡大してくると、論理的に議論・伝達しようとしても、各々の解釈や意味づけを合致させることは容易ではありません。
さらに、新型コロナウイルス感染拡大をきっかけにリモート環境下での業務が中心になり、非対面・非同期時間が増えたことで、その課題は深刻化しやすくなっています。

このような課題を解決していくためには、各々の解釈や意味づけの違いについてお互いに自覚し、共通認識を生み出していくための「対話」の機会を日々の業務時間のなかにつくりだすことが重要だと考えています。

コロナ禍以前は、オフィスでの立ち話や業務後のいわゆる飲みニケーションなどの偶発的に生まれていたコミュニケーションの機会によって、深く意図せずとも課題をケアできていたところもあります。しかし、リモート環境下においては「議論・伝達」がメインのオンライン会議ばかりとなり、近況を共有し合う「日常会話」や、日々の振り返りを分かち合うような「対話」の機会は少なくなってしまいました。議論・伝達の手前にある、関係構築のための日常会話・対話のコミュニケーション機会が減ったために、前述した組織のコミュニケーション課題はこれまで以上に加速しています。

そこで、弊社では最新の学術理論を基盤に組織開発やファシリテーションを行う株式会社MIMIGURI監修のもと、オンライン対話サポートツール「emochan」の開発に着手しました。また、法人向けのツールとして、年内にリリース予定です。

株式会社MIMIGURIがこれまでの実践と研究の中で培ってきた知見を、弊社が汎用的に使えるツールに落とし込むことにより、日々の業務のなかで対話の場を無理なくつくることができ、かつ誰でも一定のクオリティ以上の対話の場を再現可能にできるプロダクト開発を行なっていきます。

オンライン対話サポートツール「emochan」では、コロナ禍のリモート環境によって加速する組織のコミュニケーション課題を、日々の対話を促すことによって解決し、新しい働き方における円滑なチームづくりを実現することを目指しています。

■オンライン対話サポートツール「emochan」の概要
「emochan」では、頻度と深度の異なる2つの対話サポートツールを開発中です。 日々の業務の中で無理なく使っていただくために、会議や1on1といった既存の機会を活用できるように設計されています。
また、両ツールともに「emochan bot」が進行をサポートします。属人的になりがちな対話の進行役を「emochan」に任せることで、誰でも一定のクオリティ以上の対話の場を再現可能にします。

▼開発中の画面サンプル
チェックインツール「check」
リフレクションツール「dive」
アクティビティログ

※画面はすべて現在開発中のものとなります。


■登録不要・利用無料のテスト版「emochan」を提供中
なお現在、各ツールともにテストとして、α版を公開しており、どなたでも登録の手間なく無料でお試しいただけます。

1)チェックインツール「check(チェック) α版」
「check α版」

オンライン会議冒頭の数分を使い、参加者それぞれが今感じていることや、自分の近況やコンディション、その会議に臨む所感などを共有することで、日々の会議を心地よく始められるようにするツールです。

お互いのコンディションを知ることができたり、近況が聞けてその後の雑談のきっかけになったりと、参加者同士が関係性を育んでいく上での下地づくりに効果的です。

週に数回、1回あたり5~10分ほどの利用を想定しています。

▼現在公開中の「check(Alpha版)」はこちらから
https://emochan-check-alpha.web.app/

▼使い方はこちらから
https://note.com/emochan/n/n360d7278c52c

2)リフレクションツール「dive(ダイブ) α版」
「dive α版」
ある出来事について振り返り、その内容をお互いにシェアしながら対話することで、仲間の価値観に触れるツールです。

出来事に対する仲間の意味付けや解釈、価値観について共有し合うことで、お互いをより深く理解するきっかけをつくることができます。また、ツールを使い続けることで、事実と解釈を分けて考える習慣が身につき内省力を高める効果も期待できます。上司・部下の1on1や、マネージャー同士が集まる定例における、内省と対話の場づくりに活用いただけます。

月に数回、1回あたり30~60分ほどの利用を想定しています。

▼現在公開中の「dive(α版)」はこちらから
https://emochan-proto-dive.web.app/

▼使い方はこちらから
https://note.com/emochan/n/n36407fc0733b

ツールともに、本リリース前の試作段階のものであり、現在開発中のものとは仕様やデザインが異なります。
本リリースまで、ぜひこちらをお試しください。


■各社代表よりメッセージ

株式会社KOU 中村真広
初めに創業した株式会社ツクルバの成長とともに組織課題と向き合いながら、きっとこれは自社だけではなく、多くの会社が同じく抱える課題だと考えるようになりました。世の中の職場がもっと幸せな場になるようなツールを作りたい。その想いが「emochan」の原点です。 企業は、目的を共有する人の集合体です。そしてその一人一人は、ロジックだけでは動けない、感情を持った生身の人間です。目的や意義や共有していると思っていても、日々仕事するなかでズレが生じてきますし、それはロジックだけではなかなか修復できません。そのズレを整えていく鍵が、互いを分かり合う「対話」にあると信じています。「emochan」を通じて多くの企業に対話の文化が広がっていきますように!

株式会社MIMIGURI 安斎勇樹氏
組織の問題は「目に見えない」人間の心理や関係性の中から起こります。リモートワークが普及するなかで、お互いの「見えない前提」を分かり合うための「対話」の必要性がますます高まっています。 組織に対話を増やすコツは「ちょっとした工夫」を積み重ねることです。コミュニケーションのモードを変えるきっかけを作る。関心を共有できる問いをデザインする。相手の思考をもうひと深掘りする。これらを楽しみながら気軽に実践できるツールが「emochan」です。現場のマネージャーやファシリテーターたちに活用され、対話的な組織が増えていく一助となれば幸いです。

株式会社MIMIGURI ミナベトモミ氏
論理的な仕組みづくりで事業成長はできても、人の問題は解決できません。「理解はしたが、納得できていない状態」が組織には蔓延しがちです。この状況を放置すれば、いずれ事業にも悪影響が生まれます。こうした問題を防ぐためにも、組織づくりには互いの景色交換が欠かせません。その方法として「対話」の重要性が謳われますが、実際のところ「対話文化の導入は難しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そうした葛藤への処方箋として、手軽にお互いの感じていること・モヤモヤ・想いを交換できるサービスが「emochan」です。ぜひ気軽に会議に取り入れ、チームに起きる変化を楽しんでみてください!


■会社概要
株式会社MIMIGURI
本社 : 〒113-0033 東京都文京区本郷2-17-12 THE HILLS HONGO 4階
創業日 :2021年3月1日
代表者 :安斎勇樹(Co-CEO)・ミナベトモミ(Co-CEO)
事業内容:人材育成、組織開発、制度設計、事業開発、ブランド開発を有機的に組み合わせたコンサルティング業務/メディア運営/研究開発

【株式会社MIMIGURIについて】 https://mimiguri.co.jp/
組織の創造性を賦活する最新理論を基盤とした、デザイナー、ファシリテーター、エンジニア、コンサルタント、研究者の専門家集団です。人材育成、組織開発、制度設計、事業開発、ブランド開発を有機的に組み合わせたコンサルティングや、組織の総合知を学ぶメディア運営に取り組んでいます。

株式会社KOU
本社:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西一丁目33番6号 JP noie 恵比寿西 1F co-ba ebisu
創業日:2018年2月2日
代表者:中村 真広(代表取締役)
事業内容:オンラインコミュニティプラットフォームの開発、それに関連する商品及びサービスの企画、制作、製造、販売

【株式会社KOUについて】https://about.kou.by/
世の中の会社をより『幸せな場』にすることを目指し、働くに“遊び”をつくる、職場のおもちゃメーカー。人生の多くの時間を過ごす職場だからこそ、遊び心を忘れず、つねに楽しく働きたい。そんな想いで、遊び心に溢れた職場のおもちゃとして、オンライン対話サポートツール「emochan」を開発しています。

配信元企業:株式会社KOU

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