インターネットで全国一律料金の葬儀「小さなお葬式」https://www.osohshiki.jp/ を運営する株式会社ユニクエスト(大阪市西区/代表取締役:重野心平)は、コロナ禍でのライフエンディング事情について最新の実態を多くの方に知っていただくために、2020年4月~2021年9月までの「小さなお葬式」における葬儀・法要受注に関するデータを公開いたします。


|レポート公開の背景|
新型コロナウイルスにおいては新たな変異株も確認されるなど、状況がめまぐるしく変わる中で、葬儀のあり方も変化を続けています。弊社が運営する「小さなお葬式」は葬儀受注件数が業界最多であり、日々100件以上の葬儀ご相談を受けています。そこで今回、2020年4月~2021年9月までの一年半を振り返り、変化を続ける葬儀の実態をお伝えします。

|レポートのポイント|
・葬儀の極端な小規模化に歯止め
・一日葬(いちにちそう)を選ぶケースが増えている
・法要など、供養の機会を大切にする動き


<用語説明>
■式のある葬儀:通夜や告別式が執り行われる
■直葬:通夜や告別式を行わず、火葬のみ行う

<こちらでもライフエンディングの情報配信中>
https://www.osohshiki.jp/column/article/1390/

  • 葬儀の極端な小規模化に歯止め

「小さなお葬式」でご依頼を受けた葬儀における、葬儀形式の構成比率を示しています。2020年4月・5月は直葬が51%~53%、式のある葬儀が47%~49%と、直葬が式のある葬儀を上回る異例の事態(※)となりましたが、2020年9月以降には従来の比率に回帰しました。一時的に直葬が増えた時期(2021年1月)もありながら、その後の比率は逆転せず推移していることがわかります。新規陽性者数の状況がかつてないほど悪化した2021年8月においては、これまでの傾向から直葬が増えると予想していましたが、実際には若干の影響にとどまり、大きな反応はみられませんでした。「陽性者が増えていて感染リスクが心配。大勢で集まれないので直葬にする」というような、極端な葬儀の小規模化の動きに歯止めがかかっていることが伺えます。

※2021年1月26日リリース「コロナ禍における葬儀・法要の実態を調査。初めて "直葬" が過半数に。【小さなお葬式】」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000054819.html
※新規陽性者数のデータ引用元 NHK「特設サイト 新型コロナウイルスhttps://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/

  • 一日葬(いちにちそう)を選ぶケースが増えている

「小さなお葬式」でご依頼を受けた葬儀における、5つの葬儀プラン(※)の構成比率を示しています。2020年と2021年の4月を比較した結果、この一年で直葬プランである「小さなお別れ葬」「小さな火葬式」の比率が下がり、式を行う「小さな一日葬」の比率が上がっていました。「小さな一日葬」とは、通夜は行わず告別式のみ行うプランです。二日間におよぶ従来の葬儀とは異なり、葬儀が一日で完結します。一日葬のメリットは、遠方から参列する人の宿泊が不要になること、遺族の精神的・経済的負担が軽減されること、また人との接触機会が減ることです。密を避けつつ、しっかりとお別れの時間をとりたいという遺族の想いから、こうしたプランが検討されるようになったと考えられます。

※「小さなお葬式」5つの葬儀プラン
小さなお別れ葬 https://www.osohshiki.jp/plan/owakaresoh/
小さな火葬式 https://www.osohshiki.jp/plan/kasousiki/
小さな一日葬 https://www.osohshiki.jp/plan/ichinichisoh/
小さな家族葬 https://www.osohshiki.jp/plan/kazokusoh/
小さな一般葬 https://www.osohshiki.jp/plan/osohshiki100/

  • 法要など、供養の機会を大切にする動き

「小さなお葬式」の寺院手配サービス「てらくる」(※)における、各種法要の実施率を示しています。一周忌法要以外は、安定して推移しています。四十九日法要は基本的に行われることが多いため、社会情勢を受けにくかったと考えられます。三回忌法要も、2020年4月・5月の実施率は低かったものの、その後は回復し安定して推移しています。いずれの法要も2020年12月は大きく落ち込みましたが、その後は上昇傾向に転じています。注目すべきは、感染状況が悪化している時期においても、実施率が上がっているということです。徐々に感染対策が浸透したことで、配慮をしながら供養の機会を大切にしたいという遺族の心の動きが伺えます。

※「小さなお葬式」の寺院手配サービス「てらくる」 https://www.osohshiki.jp/terakuru/

  • 広報担当者から
コロナ禍の葬儀・法要は、新たな転換点を迎えているように感じます。この一年半で、社会全体がウィルスへの理解を深め、感染対策を実践してきました。今回のレポートでは、コロナを正しく恐れながら、日常を取り戻しつつある様子が伺えました。大切な人を弔う時間が、一刻も早く元の状態に戻ることを切に願っています。



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【運営会社について】https://www.uqo.jp/
株式会社ユニクエストは、インターネットでライフエンディングに関連する事業を展開しております。
生前の準備から葬儀、その後の仏具や法要、遺産相続までをワンストップでサポートしています。
不明瞭で分かりにくい部分が多いライフエンディング産業において、徹底的に「分かりやすさ」を追求し、デジタルの力を活かして、全く新しい革新的な各種サービスを実現しています。

所在地:〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-6-3
代表取締役:重野 心平 /設立:2006年08月01日
事業内容:インターネットメディアの企画・開発、Eコマースソフトウェアの企画・開発
「『不透明』を『透明』に」という企業理念の下、創業したITベンチャー。

■主幹サービス「小さなお葬式」https://www.osohshiki.jp/
全国統一料金・セットプラン、業界初のWEB集客型葬祭サービス。
2009年10月、全国一律の料金設定をした葬儀プランを展開。インターネットで集客する業界初のサービスを開始。インターネットでお葬式の情報収集ができる手軽さ、全国のネットワーク、低価格な費用と料金体系のわかりやすさが支持され、2021年実施の「葬儀受注件数に関する調査(2020年度)」において2018年の調査以降、4年連続で全国No.1の葬儀実績※を獲得しました。 ※2021年2月 TPCマーケティングリサーチ調べ

配信元企業:株式会社ユニクエスト

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