樽で熟成した本格焼酎の魅力は、樽由来の芳醇な香りと味わいです。薩摩酒造株式会社(代表取締役社長:本坊愛一郎、本社:鹿児島県枕崎市)は、樽熟成の魅力を最大限に楽しんでいただきたいという思いから、一切、加水を行わずに仕上げた本格焼酎ベースのリキュール「SLEEPYシリーズ」から、第2弾として、本格芋焼酎を22年超長期熟成させた『SLEEPY BEAR(スリーピー ベア)』を、2021年11月4日 (木) よりメーカー出荷し、数量限定で全国発売します。

 蒸留酒を樽で貯蔵させるには、ゆっくりと熟成が進む、夏でも涼しい寒冷地で行うことが一般的です。南国、鹿児島県枕崎市に位置する薩摩酒造は、昭和63年の『神の河』発売以来、本格焼酎を樽熟成したワンランク上の焼酎造りに取り組んできました。真夏の枕崎は、樽貯蔵庫内の温度が40度を超える日もあり、熟成のスピードが速く、樽からの揮発量も多いことから、樽の風味が力強く残る原酒が出来やすいと言われています。そんな南薩摩の海風そよぐ海岸沿いに佇む貯蔵庫には、素材や形状の異なる様々な樽が数万樽以上眠っており、なかには、数十年以上にわたり眠り続ける "お宝" といえる原酒も存在します。薩摩酒造では、そんな樽貯蔵庫に眠る原酒本来の魅力を最大限に楽しめる「SLEEPYシリーズ」を2020年より展開しています。

 昨年は、12年熟成の本格麦焼酎ベースのリキュール『SLEEPY OWL』を発売し、多くの反響をいただきました。第2弾となる今年は、22年間ホワイトオーク樽の中でじっくり熟成させた本格芋焼酎をベースとした極上のリキュールを新発売します。樽貯蔵により色づいた深い琥珀色が特長で、原料にはサツマイモを使用しているため、芋焼酎らしいサツマイモ由来の甘みに樽熟成の芳醇なバニラ香が加わり、奥行きのある濃厚な甘い味わいを贅沢にご堪能いただけます。

 鹿児島には焼酎を飲むことで1日の疲れを取る「だれやめ」という焼酎文化が根付いています。「SLEEPYシリーズ」は、「1日の終わりに、眠りを誘うほど心を解きほぐす癒やしのお酒」をコンセプトに、ラベルデザインの中でくつろぐ動物たちのコンセプトストーリーを通して、商品ごとに新しい焼酎の魅力を伝えていきます。
 また、動物たちの安心して眠れる環境を守り続けるため、売上の一部を公益財団法人 日本自然保護協会に寄付します。美味しいお酒を育む豊かな自然を守り、動物たちとの共存できる環境づくりに貢献していきます。

 薩摩酒造は、これまで焼酎の製造技術と樽の貯蔵技術を大切に受け継いでまいりました。今後も、技術を磨きながら、鹿児島から全国、日本から世界へ焼酎文化のさらなる発信に努めてまいります。

『SLEEPY BEAR』の特長・こだわり

  • 南国の温暖な気候に包まれた「樽貯蔵庫」
    お酒の熟成はその土地の気候と密接に関係します。南国の温暖な地の貯蔵庫では、熟成のスピードが早いため、寒冷地に立つ貯蔵庫に比べ、樽由来の香りが強く残りやすい傾向にあります。そのため、同じ貯蔵年数でも樽の芳醇な香りや味わいを強く感じさせる熟成原酒が多く生まれるといわれます。
  • 癒やしのお酒」をイメージしたラベルデザイン
    「熊を ”より深い” 冬の眠りに誘うようなリラックスする癒やしの時間をもたらすお酒」をコンセプトにしたラベルデザインです。熊がお腹の下に抱える中には、薩摩酒造の樽貯蔵庫に眠るお宝の原酒が隠されていることをイメージしています。
  • おすすめの飲み方とペアリング
    蜂蜜を溶かした「ホット割り」や、超長期熟成の味わいを華やかに楽しめる贅沢な「炭酸割り」がおすすめです。『SLEEPY BEAR』は、樽由来の甘い香りとサツマイモ由来の甘みが融合した、まるで洋酒を思わせる濃厚な甘い香りが特長です。バニラアイスにかけたり、ピスタチオマカロンなどスイーツとのペアリングで香りを引き立たせてお楽しみいただけます。


貯蔵年数による色と香りの移ろい ※ホワイトオーク樽を使用した場合


SLEEPYシリーズについて
 「1日の終わりに、眠りを誘うほど心を解きほぐす癒やしのお酒」をキーワードに、ラベルデザインに眠りにつく動物をあしらったコンセプトストーリーを展開します。

【第1弾】12年熟成 本格麦焼酎ベース「SLEEPY OWL(スリーピー オウル)」
夜行性のフクロウでさえも眠くなってしまう癒やしのお酒。2020年11月に数量限定で発売。

【第2弾】22年熟成 本格芋焼酎ベース「SLEEPY BEAR(スリーピー ベア)」
熊を“より深い”冬の眠りに誘うようにリラックスする癒やしのお酒。今年11月より数量限定で発売。

薩摩酒造のSDGsの取り組み
 南薩摩の大自然の中に建つ薩摩酒造は、豊潤な土や雄大な山々に育まれた地下水をはじめ、自然の恩恵を数多く受けています。「芋焼酎は、自然の贈り物」と掲げ、豊かな自然に恩返しをするべく環境保全活動に取り組んでいます。また2001年に、南薩摩の16酒造メーカーと共同でサザングリーン協同組合を設立以来、“焼酎粕(かす)”のリサイクルを中心に持続可能な社会の実現を目指しています。

 薩摩酒造のサステナブルな活動の一環として、『SLEEPY BEAR』では、動物たちも安心して眠る事が出来る豊かな自然環境を守り、動物との共存していくため、売上の一部を公益財団法人 日本自然保護協会に寄付します。

参考:2021年7月「焼酎粕の新エコシステム構築プロジェクト」発足
https://www.satsuma.co.jp/2021/07/14130000.html


※「SDGs持続可能な開発目標)の17の目標」15:陸の豊かさも守ろう

陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する

<商品概要>

<会社概要>

配信元企業:薩摩酒造株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ