1月1日は元日、5月5日こどもの日、7月の第3月曜日は海の日など、国民の祝日と定められている日以外にも、1年365日(うるう年366日)、毎日何かしらの記念日なんです。日本記念日協会には、2021年2月時点で約2,200件の記念日が登録されており、年間約150件以上のペースで増加しているそう。その記念日の中から、旅や地域、グルメに関するテーマを中心に注目したい日をピックアップして紹介していきます。

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桐葉菓の日
「桐葉菓」(とうようか)は独自の小豆餡を糯粉の生地で包み、ソフトに焼き上げたまろやかな風味の人気商品で、広島市の「ザ・広島ブランド味わいの一品」としても認定されている銘菓。「桐葉菓」のおいしさをより多くの人に知ってもらう目的で、広島県廿日市市宮島に本店を置く和菓子製造販売会社、やまだ屋が制定しました。日付は10と8で「桐=とう(10)葉菓=ようか(8日)」の語呂合わせから。



 










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はらこめしの日
「はらこめし」は炊き込まれたご飯の上に脂ののった鮭の切り身と大粒のイクラ(はらこ)を贅沢に乗せた宮城県を代表する郷土料理。亘理町荒浜地区が発祥の地とされる「はらこめし」のおいしさを全国の人に知ってもらうことを目的として、宮城県亘理町が制定しました。

日付は、10月は阿武隈川に鮭が上ってくる鮭漁の解禁の月で、8日の8は「はらこ」の「は(8)」であり、イクラの粒を縦に並べると数字の8に形が似ていることから。10月上旬には「荒浜漁港水産まつり」が開かれ、「はらこめし」の販売を行います。

写真提供:宮城県観光プロモーション推進室
ようかんの日
練羊羹発祥の地とされる和歌山県。その和歌山県串本町にある手作り羊羹で有名な紅葉屋本舗を営む坂井良雄氏が制定しました。おいしくて疲労回復に良いとされるビタミンB1を多く含む羊羹を食べて、元気になってもらうのが目的です。日付は、食欲の秋の10月と、縁起の良い言葉の「八福」にちなんで8日。10と8で「いと(10)おいしいよう(8)かん」の語呂合わせも。


協力:日本記念日協会