古今東西、パソコンがいかに高スペックや多機能になろうとも、データを入力するポインティングデバイスとして、不動の地位を保っているのが、マウスキーボード

(参考:【写真】買い換えにおすすめのマウス・キーボード一覧

 これらは作業効率を上げる上においても、定期的な買い換えが望ましい。

 今回は安物買いの銭失いにならないよう、Amazonで高評価やベストセラーのマウスキーボードをそれぞれ紹介していこう。

 ※後述するゲーミング用マウスキーボードは、性能的には一般向け商品の上位互換につき、仕事や学業用としても、問題なく利用が可能だ。

Logicoolロジクール)/MX Master 3

 コンピューターを始め、音楽、ゲーム業界など、様々な方面に優れた周辺機器を提供しているLogicoolロジクール)。今だ高い信頼性を誇る老舗のメーカーだ。

 本機は、1秒間に1,000行のスクロールが可能な、MagSpeed(TM)電磁気スクロールを搭載。手の平の丸みに合わせて作られた美しいフォルムは、親指の収まりも良く、快適に操作を行える。またロジクールDarkfield(TM)トラッキングにより、超精密な4,000dpi精度で、ガラス面を含め、マウスパッドの素材を選ばずにトラッキングが可能だ。

・東プレ/REALFORCE R2

 プログラマーやマスコミなどの記者、Webライターなど、キー入力が必須の業界人の間で、圧倒的な支持を得ているのが東プレのキーボード

 軽快な打鍵音、かつフェザー(羽毛)タッチで、キー圧が非常に軽いにもかかわらず、文字を確実にインプット可能な、静電容量無接点方式を搭載。ユーザーのストレスを軽減してくれる。

 5,000万回のキー入力耐久試験もクリアしており、高額ではあるものの、ハイレベルな機器を長期的に愛用したいユーザーにおすすめだ。

・Kensington(ケンジントン)/Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボール

 ノートPCの持ち出し禁止ワイヤーロックでお馴染みのKensington(ケンジントン)も、PC周辺機器をリリースしている。こちらは親指で、34mmのボールを回転させて操作をするトラックボールと呼ばれる商品だが、操作性はマウスに引けを取らない。

 本体に60度の傾斜を付けることで、手首を動かさずに前腕部の負荷を軽減し、9つのプログラム可能なボタンから、数多くの操作が可能。光学トラッキングセンサーの精度も高い。2.4GHzだけでなく、Bluetoothでもワイヤレス接続可能なのは魅力的だ。

・PFU(ピーエフユー)/HHKB Professional HYBRID Type-S

 東プレと双璧をなすメーカーとして有名なPFU。イメージスキャナーでは世界シェアNo.1だが、高品質なキーボードを提供していることでも知られている。HHKBとは、Happy Hacking Keyboardの略。キータッチの心地さに定評のある、静電容量無接点方式を採用し、高速タイピング性(Speed)と静粛性(Silent)に優れた極上のキータッチを実現している。Bluetooth接続とUSB Type-C接続の両方に対応し、サイズも小さく軽量で持ち運びやすいので、その名の通りHappyな気持ちになること請け合いだ。

Razer(レーザー)/Razer Basilisk Ultimate

 ゲーミングデバイスに特化した商品をリリースしているRazer。操作感を大きく左右するマウス解像度(感度)は、一般的なマウスが、数百dpi程度なのに対し、Razerは数千~数万dpiという化け物級スペックを誇る。本機に至っては、怒濤の20,000dpi。思わずゴメンナサイしてしまうレベルだ。バッテリーも100時間持ち、プログラマブルなボタンを11個も搭載している。Razer HyperSpeed技術により、ワイヤレスによる操作の遅延を感じさせないそのテクノロジーは、正にゲーマー御用達。

SteelSeries(スティールシリーズ)/APEX PRO

 Razer同様、古くから、優れたゲーミングデバイスを提供しているSteelSerieseスポーツのアスリート達から、厚い支持を得ていることで知られている。本機はアジャスタブル・アクチュエーション・スイッチにより、キーが反応する深さを、0.4~3.6mmの間で10段階まで調整が可能だ。キーの耐久テストは1億回を達成。有機ELカラフルに光るキーボードは幻想的だ。リストレストはマグネットで取り付け外しが可能。ゲームだけでなく、仕事用としても不足ない性能を誇る。ただし職場では、キートップは光らせない方が無難だろう。

BUFFALOバッファロー)/BSMBW315SV

 これまで御紹介した商品から、ぐっと価格帯は下がって1,000円以下となるが、BUFFALO(バッファロー)の無線マウスBSMBW315SVは、目を見はるような新テクノロジーは特に取り入れられてはいないものの、想定使用可能時間は最大584日を誇り、ガラステーブルやソファーの上でも、高い読み取り性能を持つBlueLEDセンサーを搭載しているので、そつなく操作が可能だ。値段も安いので、壊れたら即座に買い換え可能なのは、とても財布にやさしくて喜ばしい。

・Anker(アンカー)/AK-A7726121

 当初は安価なモバイルバッテリーで名をはせ、今では様々な周辺機器をリリースしているAnker(アンカー)のBluetoohワイヤレスキーボードだ。

 これ1台で、iOS、及びAndroid、Mac、Windowsに対応。従来のキーボードの約3分の2のサイズなので、ほとんど場所を取らない。単4電池2本で稼働するので、外出先でバッテリーがあがったとしても、電池を買い換えればすぐに使えるのは有り難い。

ELECOM(エレコム)/M-K6URWH/RS

 BUFFALOと並び、日本のPC周辺機器メーカーとしてユーザーフレンドリーな商品を提供している、ELECOM(エレコム)の有線マウスM-K6URWH/RS。リーズナブルながらマウスとしての基本性能に妥協はなく、専用ドライバーのインストールも不要。マウス解像度(感度)は1,000dpiと悪くない。Amazonレビューには「こういうのでいいんだよこういうので」と言った趣旨の書き込みもあり、スタンダートで安価なマウスの代名詞とも言っても過言では無いかもしれない。

Microsoftマイクロソフト)/Sculpt Ergonomic Desktop

 最後に御紹介するのは、Windows OSやSurface、Officeなどでお馴染みの、Microsoftマイクロソフト)から発売されているワイヤレスキーボード&マウスだ。

 左右に分割されたキーボードは、エルゴノミクス設計と呼ばれる、人間工学に基づいた、身体に負荷がかかりにくい、手首にやさしいデザインが採用されている。その特徴的な、キーボードが左右にわかれた形状は、「慣れれば」とても入力しやすくなるのは請け合いだ。

 手の小さい人や、長期にわたり従来型のキーボードに慣れ親しんでしまった人には、少し違和感を感じる場合もあるので、ある意味人を選ぶキーボードかもしれない。(FURU)

Amazonより