オランダ代表のルイス・ファン・ハール監督がバルセロナで批判を浴びる同胞のロナルド・クーマン監督を擁護した。スペインマルカ』が伝えている。

バルセロナで2シーズン目を迎えたクーマン監督だが、ラ・リーガではこれまで7試合を消化して3勝3分け1敗と思うような結果を残せず、未消化試合が1試合あるとはいえ、順位も9位に低迷。加えて、チャンピオンズリーグ(CL)ではバイエルンベンフィカ相手に0-3の完敗を喫してグループ最下位に転落するなど、ラ・リーガ以上に危機的状況となっている。

こうした状況を受け、ファンやメディアからはクーマン監督解任を求める声が強まっているが、ジョアン・ラポルタ会長は続投を明言。現在のところ、クーマン監督はバルセロナ指揮官の座を維持し続けている。

かつてバルセロナで指揮を執り、元スペイン代表MFのチャビエルナンデス氏を抜擢したことでも知られるファン・ハール監督はクーマン監督の状況について尋ねられた際にバルセロナでは起こりうることだとコメント。外部からの声を気にする必要はないとアドバイスを送っている。

「これはバルセロナの典型的なものと言えるだろう。フレンキー・デ・ヨングがこの2年間してきたように、すべてがうまくいき、大きな貢献ができていれば何も心配はない。だが、クラブがうまくいかないとき、バルセロナの人々はいつだって外国人に目を向けるのだ。これは監督も当てはまるね」

「クーマンもまた外国人であり、オランダ人だ。歴史は繰り返すものであり、あまり気にしないようにした方が良い」

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