現在、台湾の国会にあたる立法院が3月18日から学生たちによって占拠されている。

発端は馬英九総統が中国と締結した「サービス貿易協定」で、その内容は「台湾を売り渡すもの」と厳しく批判されている。国際的に大きなニュースであると思われるが、日本のマスコミの報道は少ないように感じられる。

その一方で、立法院の様子は『niconico』で生中継されており、2日間で視聴数が100万を超える。3月23日12時半ちょっと前には視聴数200万を突破し、コメント数も130万近くにのぼっていた。

台湾立法院(国会)を学生らが占拠 生中継(niconico

http://live.nicovideo.jp/watch/lv173117558

ニコニコ生放送では、協定に反対するシュプレヒコールの「退回服貿!」(トゥェイホェイフウマオ!)が「ほえほえくまー!」と聞こえるということで「ほえほえくまー」のコメントが多数つくことに。そして、ニコニコ静画には熊そのままのイラストや熊の着ぐるみを来て萌え化したものまで「ほえほえくまー」のイラストが多数投稿されている。「台湾加油」(台湾がんばれ)というコメントを添えたものが多いようだ。

この日本の動き、台湾の四大新聞のひとつ『自由時報』電子版や、

http://iservice.libertytimes.com.tw/liveNews/news.php?no=972887

『蘋果日報』

http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/new/20140322/364677/

などもイラスト入りで報じているようである。

※画像は『niconico』より