
中国メディアの虎撲新声は21日、英国タイムズ紙による報道として、ナイキとの長期契約が2015年に満了を迎えるマンチェスター・ユナイテッド(マンU)の新たな契約で日本企業のユニクロが名乗りを上げていると伝えた。
タイムズによれば、マンUのスポンサー枠をめぐるナイキの最大のライバルはアディダスだと目されてきたが、このたびユニクロがライバルとして急浮上。アジアに3億2500万人のファンがいるといわれるマンUにとって、日本企業のユニクロは最良のパートナーとなり得ると伝えた。
マンUのスポンサー候補には、ナイキやアディダス、ユニクロのほかにもプーマやニューバランス傘下のWarrior Sportsなどの名前が挙がっており、こうした状況下で契約金額は高騰しているようだ。
中国で成功を収めているユニクロは多くの中国人消費者にとっても馴染みのあるブランドだ。また、中国には多くのマンUファンがいるわけだが、マンUのスポンサー候補にユニクロの名前が挙がっていることについてどのような反応を示しているのだろうか。
中国の掲示板サイト虎撲での反応を見てみると、中国のネットユーザーからは「良いことなんじゃないか。ユニクロは良心的で感じの良い。ナイキやアディダスよりサービスも良い」、「オレは全身ユニクロでキメている」など、ユニクロを高く評価するコメントが寄せられ、中国人から高い信頼を得ている様子がうかがえた。
現在、マンUには日本代表MFの香川真司が所属しているが、出場機会があまりなく、移籍するのではないかとの噂話もメディアからたびたび出ている。そのため、「香川はこれで終わりだな。移籍できなくなるだろう」との意見や、「香川を使わないマンUを嫌う日本のファンは多いらしいぞ。ユニクロは何がしたいんだろう?」とその効果を疑問視する意見も存在した。
全体的にはユニクロに対する好意的なコメントが多く、マンUのスポンサーになることを期待する意見も見られ、中国人ネットユーザーの間でのユニクロの評判・評価が高いことが見て取れた。(編集担当:畠山栄)(イメージ写真提供:(C)Thammanoon Praphakamol/123RF.COM)

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