ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞・日本翻訳大賞受賞で大きな話題を呼んだ『マーダーボット・ダイアリー』待望のシリーズ最新刊『ネットワーク・エフェクト』がついに刊行です!


■人気シリーズの、今回は初長編!
遠未来の宇宙を舞台に、かつて大量殺人を犯したとされたが、その記憶を消されている暴走人型警備ユニット“弊機”の活躍を描く本シリーズ。重い過去を背負い、自らを縛りつける統制モジュールを取り外して自立しているという秘密を持ちながらも、人間が苦手で隙あらば連続ドラマの鑑賞に浸りたいと思っている“弊機”のキャラクターが、本シリーズのいちばんの魅力。
“弊機”の好きなドラマになぞらえて言えば、4つの中編からなる前作『マーダーボット・ダイアリー』が“テレビシリーズ版”だとすれば、シリーズ初長編の本作『ネットワーク・エフェクト』はいわば“劇場版”と言えるでしょう。

■前作の華々しい受賞歴に続き、本作も…
前作はヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞などのほか日本でも第7回日本翻訳大賞を受賞するなど、高く評価されました。また、3度の重版がかかるなど(上巻)、大ヒット作として刊行以来売れ続けています。本作もネビュラ賞・ローカス賞を受賞しています(ヒューゴー賞候補にもなっており、結果が出るのは12月)。どちらも間違いのないお墨付きの作品です。
カバーイラストは前作に引き続き人気イラストレーターの安倍吉俊氏が手掛けました。キャラクター造形を含めた作品の世界観を見事に表現したイラストは大好評です。

■堺三保氏の解説全文公開中!
本シリーズの魅力的な世界観に触れることができる、堺三保氏の解説をWEBにて全文公開中です。こちらもチェックしてみてください!
http://www.webmysteries.jp/archives/27522633.html

“弊機”が「かわいい!」と、ハマる読者が続出!
最新刊『ネットワーク・エフェクト』ならびに「マーダーボット・ダイアリー」シリーズに大注目です!

■書誌情報
『ネットワーク・エフェクト
著者:マーサ・ウェルズ
訳者:中原尚哉
判型:文庫判
ページ数:544ページ
価格:1,430円(税込)
ISBN:978-4-488-78003-6
Cコード:C0197
装画:安倍吉俊
装幀:岩郷重力+W.I
内容紹介:
ネビュラ賞・ローカス賞受賞】冷徹な殺人機械のはずなのに、弊機はひどい欠陥品です――人間苦手、ドラマ大好きな“弊機”の活躍。『マーダーボット・ダイアリー』続編!
東京創元社HP詳細:http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488780036

■著者プロフィール
マーサ・ウェルズ
1964年テキサス州フォートワース生まれ。テキサスA&M大学で人類学の学位を取得。1993年に長編The Element of Fireで単行本デビュー。第一長編を対象とするコンプトン・クルック賞候補になった。三作目の長編The Death of the Necromancer(1998) ではネビュラ賞の候補となる。《マーダーボット・ダイアリー》シリーズ第一話「システムの危殆」(2017)でヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞の各ノヴェラ部門を受賞、第二話「人工的なあり方」(2018)でヒューゴー賞・ローカス賞の各ノヴェラ部門をふたたび受賞。日本で邦訳された『マーダーボット・ダイアリー』は2020年、第7回日本翻訳大賞を受賞した。2020年の長編『ネットワーク・エフェクト』でネビュラ賞・ローカス賞を受賞。

配信元企業:株式会社 東京創元社

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