株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「タイパタイムパフォーマンス)」について調査しました。半数以上の学生が就職活動において「タイパ」を意識していると回答。「移動時間に企業のホームページを見るなど、時間を有効活用している」「エントリーシートの作成や情報収集などの作業は、時間を決めて集中して取り組むようにしている」といった声が上がりました。また4割以上の学生が、インターンシップやセミナーなどに参加し「タイパが悪い」と感じた経験があるとしています。「リアル開催のセミナーで、スライドを読み上げるだけだと少し残念な気持ちになる」「グループワークの内容にフィードバックがないと、学びや気づきを得にくい」といった声が上がりました。「かけた時間」に対して、「期待する学びや成果」を得られたかを重視する姿勢がうかがえます。

【TOPICS】

(1)普段の生活の中で、「タイパ」を意識すると回答した学生が6割に迫る

(2)就職活動準備の中で、「タイパ」を意識すると回答した学生が5割を超える

(3)タイパ良く情報収集するために活用したいものは、「企業ホームページ」が最多

(4)インターンシップやセミナー参加で、「タイパが悪いと感じたことがある」の回答が4割超

【調査の背景】

Z世代にあたる20代は、SNSや動画配信サイトで大量の情報に触れ、「最小の労力で最大の成果を得る」ことを重視すると言われています。2025年卒の学生が「タイパタイムパフォーマンス)」をどう捉えているか調査しました。

(1)普段の生活の中で、「タイパ」を意識すると回答した学生が6割に迫る

 普段の生活の中で、タイパや効率を「意識する」と回答した学生が19.0%に上りました。「どちらかと言えば意識する」39.6%を合わせると、6割に迫る学生が普段の生活の中で「タイパ」を意識していることが分かります。「時間を有効活用したい」「動画は1.5倍速で見るようにしている」「オンラインでの授業やWeb配信のプログラムなど、動画コンテンツは倍速再生で視聴している」「より短い時間で情報収集をしたい」「大学の授業や友人との時間、アルバイト就職活動準備などやりたいことがたくさんあるので、効率良く動くことを意識している」といった声が寄せられました。

(2)就職活動準備の中で、「タイパ」を意識すると回答した学生が5割を超える

 就職活動準備の中で、タイパや効率を「意識する」と回答した学生が19.3%に上りました。「どちらかと言えば意識する」33.7%を合わせると、半数以上の学生が就職活動において「タイパ」を意識していることが分かります。「移動時間に企業のホームページを見るようにしている」「エントリーシートの作成や情報収集などの作業は、時間を決めて集中して取り組むようにしている」「情報収集は移動時間を活用し、まとまった時間を確保できるときはPCで作業するなど、時間を有効活用している」といった声が上がりました。

(3)タイパ良く情報収集するために活用したいものは、「企業ホームページ」が最多

 タイパ良く情報収集をするために活用したいものは、「企業ホームページ」が36.5%で最多。次いで、「採用ホームページ」30.7%が続きました。「企業ホームページを見れば、その企業が何を大事にしているか分かる」「まずは企業ホームページで情報収集をしたい」「時間や場所を選ばずに見ることができるので、効率良く情報収集ができると思う」といった声が寄せられました。

(4)インターンシップやセミナー参加で、「タイパが悪いと感じたことがある」の回答が4割超

 インターンシップやセミナー参加において、タイパが悪いと「感じたことがある」と回答した学生が22.0%に上りました。「やや感じたことがある」20.8%を合わせると4割以上の学生が、インターンシップやセミナーなどに参加し「タイパが悪い」と感じた経験があることが分かります。「リアル開催のセミナーで、スライドを読み上げるだけだと少し残念な気持ちになる」「グループワークの内容にフィードバックがないと、学びや気づきを得にくい」といった声が上がりました。

■調査概要

・調査期間:2023年10月4日~2023年10月12日

・調査機関:株式会社学情

・調査対象:「あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者

・有効回答数:326

・調査方法:Web上でのアンケート調査

※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。

■「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」とは

会員数40万人、学生満足度2年連続No.1のスカウト型就職サイト(※2022年~2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 逆求人型就活サービス 就活支援コンテンツ 第1位)。ダイレクトリクルーティングサイト会員数3年連続No.1(※2020年~2022年 東京商工リサーチ調査 ダイレクトリクルーティングサイト会員数 第1位)も獲得しており、最も多くの学生を対象にスカウト配信が可能です。「あさがくナビ」は動画型ダイレクトリクルーティングサイトとして、動画を通して、リアル(企業の雰囲気や社員の声)を体感できるコンテンツを拡充させています。また、職種別掲載機能を実装し“ジョブ型採用”を可能にするなど、マッチング精度のさらなる向上に取り組んでいます。朝日新聞のその日の記事から社会や業界に関してのトピックスを就活目線でわかりやすく解説した「今日の朝刊」など、就活ノウハウだけでなく、社会や世の中を知るためのコンテンツを提供しています。

https://service.gakujo.ne.jp/newgraduate/navi

■株式会社学情とは

東証プライム上場・経団連加盟企業。法人株主として朝日新聞社・大手金融機関が資本出資。2004年から、「20代通年採用」を提唱。会員数200万人の「20代向け転職サイト5年連続No.1・20代専門転職サイト〈Re就活〉」(2019年~2023年 東京商工リサーチ調査 20代向け転職サイト 第1位)や、会員数40万人の「オリコン顧客満足度(R)調査 学生満足度2年連続No.1・スカウト型就職サイト〈あさがくナビ(朝日学情ナビ)〉」(※2022年~2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 逆求人型就活サービス 就活支援コンテンツ 第1位)を軸に、業界で唯一20代の採用をトータルにサポートする大手就職・転職情報会社です。

また日本で初めて「合同企業セミナー」を開催し(自社調べ)、合同企業セミナーのトップランナーとして、20代来場数No.1の「20代・30代対象の合同企業セミナー〈転職博〉」(2020年 自社調べ 転職イベントにおける20代来場数 第1位)や、新卒学生対象・合同企業セミナー来場数No.1「合同企業セミナー〈就職博〉」(2023年 東京商工リサーチ調査 新卒学生対象・合同企業セミナー 来場数 第1位)を運営。2019年には外国人材の就職・採用支援サービス「Japan Jobs」を立ち上げるなど、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。

[創業/1976年 資本金/15億円 加盟団体/一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会]

https://company.gakujo.ne.jp

配信元企業:株式会社学情

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