櫻井翔が主演を務めるドラマ「放送局占拠」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系HuluTVerにて配信)の第3話7月26日に放送。大和(菊池風磨)が拉致したクリーニング店の店主・間崎(谷川昭一朗)の正体を娘の前で明かしたシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)

【写真】絶体絶命のピンチに陥る三河龍太郎(北代高士)

■「放送局占拠」とは

櫻井が刑事・武蔵三郎を演じる“占拠シリーズ”は、「大病院占拠」(2023年)、「新空港占拠」(2024年)と続編が制作され、本作が3作目となる。

新空港占拠」事件から1年がたった2025年夏。武蔵は警視庁刑事部に新設された立てこもり犯罪対策班“BCCT”に出向となっていた。ある日、妖怪の面で顔を隠した武装集団・妖(あやかし)が500人の人質を取り、放送局を占拠した。新たな敵の正体も、その目的も分からないまま、武蔵三郎の“最悪な一日”が再び始まる。

武蔵の妻で心臓外科医の裕子を比嘉愛未、武蔵の娘・えみりを吉田帆乃華、武蔵と同じBCCTの捜査員・本庄杏を瀧内公美、BCCT管理官の和泉さくらソニン、BCCT情報分析官・志摩蓮司をぐんぴぃ(春とヒコーキ)、BCCT捜査員で裕子の弟・伊吹裕志を加藤清史郎が演じる。

また、武蔵と同じ男子校の先輩で報道番組「NEWS FACT」のプロデューサー・奄美大智に戸次重幸警視庁警備部長の屋代圭吾に高橋克典、前作「新空港占拠」の最後に逃走した青鬼・大和耕一に菊池 、妖のメンバー天狗に芝大輔(モグライダー)、がしゃどくろに瞳水ひまりが扮(ふん)する。

■三河の闇を暴くよう命令された武蔵、1年前の“ある事件”にたどり着く…

放送局を占拠した妖(あやかし)は、人質の一人である都知事候補・三河龍太郎(北代高士)の闇を暴けと武蔵に要求。2時間以内に暴けなければ三河は熱湯につかり、やけど死してしまうという危機的状況に。

真相解明を急ぐ武蔵は、三河が代表を務めるサッカースクールのスタッフ・福江(岡部尚)を問い詰める。福江はおびえながら、「あの子が…コックリさんに殺されたのは…俺のせいなんです!」と告白。謎を解き明かそうとする武蔵は、1年前の“ある事件”にたどり着く。

一方、大和に命を握られてしまった伊吹は、大和に命令されるがままクリーニング店の店主・間崎(谷川)をさらおうとするが、間崎の娘・菖蒲(北村優衣)に見つかってしまうのだった。

■大和が間崎の正体を明かしたシーンに「始末屋?」と驚きの声

大和に拉致された間崎と菖蒲が目を覚ますと、大和は「私の目的はあなたです。こうお呼びした方がよろしいですか?のっぺらぼう」と間崎に向かって発言。そのあと菖蒲に対して「あなたのお父さんには裏の顔があります。この工場で少なくとも10人の遺体をきれいに処理してきました。金次第で誰でも殺す裏社会の始末屋なんです。その顔を見た者は誰もいない。だからのっぺらぼうと呼ばれているんです」と父親の正体を明かした。

このシーンにSNSでは、「裏社会の始末屋?」「え??一番やばいヤツなん?」「のっぺらぼうってそういうこと!?」「こんなおじいちゃんが始末屋??」「ザ・ファブルみたいやなww」「さすがに漫画のキャラクターすぎる設定だな??」「のっぺらぼうおじさん怖すぎ」「物騒なキャラ出てきた」「青鬼ダークヒーロー説」などの声が多く上がり、X(旧Twitter)の世界と日本のトレンド1位にランクインしていた。

番組中盤には、アマビエの正体が息子を亡くした母親(ともさかりえ)であることが明かされた第3話。第4話にも期待したい。

◆文=奥村百恵

「放送局占拠」第3話より/(C)日テレ