理化学研究所はスーパーコンピューター「富岳」を使ったくしゃみやせき、会話による飛沫予測を公表しました。改めてこの飛沫が拡散するシミュレーションを見ると、マスクやフェイスシールドを身に付けることがたいせつなのだと思い知らされます。みなさんもあの動画をご覧になったでしょう。

その時、どこかで見たようなありさまと思いませんでしたか?

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私はたばこのけむりを口や鼻から吐き出し漂流する様を直感的に思い出しました

スパコンのちからを借りなくても、私たちは有害なたばこのけむりの拡散する様子を目撃しているのです。空気中を浮遊する微粒子(エアロゾル)の感染経路が心配されますが、現時点において新型コロナウイルスの空気感染に対する予防策は、今まで通り『3密』の状態を避けることで十分との見解です。(※1)けどこの飛沫と同じように拡散するたばこの危険因子を目視するたびに、たばこを吸わないで!!と懇願してしまいます。

健康増進法の一部改正に伴い、今年4月から受動喫煙防止対策がエチケットから規則に替わりました。

それと大手企業も喫煙者を減らそうと取り組んでいたはず。

健康経営の観点から推進されていました。卒煙したら会社からご褒美を支給してくれるとか、喫煙者は社員として採用しなかったり、採用選考の際に非喫煙者を優先するなどを取り決めている。(※2)

まだ世間にたばこ対策に対する認識が浅かった頃、禁煙の誓約書を会社と交わした営業マンがいました。

隠れて吸ったと会社にバレたら罰金が科せられるというのです。商談で立ち寄った喫茶店で、「会社には黙っていて下さいね。」といいながら一服付けていました。

新型コロナ感染拡大によって在宅勤務が新しい務め方として常態化になりつつあることから、このように禁煙の歯止めが外れてしまうのかも知れません。

更にこの度JR中央線三鷹駅に「喫煙トレーラーハウス」が設置され、しかも隣り駅の吉祥寺や武蔵境の駅前にも増設するらしい。(※3)公共の場に喫煙を促し兼ねない箱ものが現れたのです。

ゴミ問題の課題解決策はゴミを出さないことですよね。たばこの害を減らすには吸わないことです!

出典;(※1)2020年7月11日 読売新聞 総合面
(※2)2019年5月13日 同紙 政治・経済
(※3)2020年7月10日 同紙 地域面

[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。

どこかで見たようなありさま 「危険因子の拡散」は既に目撃している